HOME > ニュース > LG、“世界初”透明ディスプレイの4K有機ELテレビ「LG SIGNATURE OLED T」。税込1100万円前後

LG公式EC、指定販売店で受注販売スタート

LG、“世界初”透明ディスプレイの4K有機ELテレビ「LG SIGNATURE OLED T」。税込1100万円前後

公開日 2025/07/01 11:00 編集部 : 伴 修二郎
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

LGエレクトロニクス・ジャパンは、世界初と謳う “透過型” 有機ELディスプレイを採用した77型4Kテレビ「LG SIGNATURE OLED T(型番:OLED77T4PJA)」を発表。本日7月1日(火)より同社公式オンラインショップおよび同社指定販売店での受注販売を開始する。価格はオープンだが、税込11,000,000円前後での実売が予想される。

「LG SIGNATURE OLED T(型番:OLED77T4PJA)」

「LG SIGNATURE OLED T」は、まるでガラスのように透明な “透過型” 有機ELディスプレイを採用した4Kテレビ。77型の大画面ながら自然光や外の景色を遮ることなく空間と調和し、「従来のテレビのように真っ黒なディスプレイによる圧迫感を与えない」と謳っている。

また、透過ディスプレイ裏の「T-Curtain Call」を立ち上げることで、通常の黒ディスプレイに変更することも可能。より没入感のある映画鑑賞を楽しみたい際など、使用シーンにあわせてディスプレイを切り替えられる。

Placeholder Image
まるでガラスのように透明で空間と調和する “透過型” 有機ELディスプレイ
Placeholder Image
通常の黒ディスプレイに変更も可能

映像エンジンには、ディープラーニングによって進化したLG独自開発のAIプロセッサー「α11 AI Processor 4K」を搭載する。地上波やネット動画など様々なコンテンツに合わせてAIエンジンが画質を最適化することで、美しく鮮明な映像表現を可能にするという。

また、サウンド面ではAIがバーチャル11.1.2chによる臨場感あふれる立体サウンドに変換することで、より空間的なサラウンド効果を感じられるとのこと。さらに、BGM・環境音と人物の声を識別して最適化することで、より人物のセリフをクリアに聞き取りやすくなるとアピールする。

LG独自開発のAIプロセッサー「α11 AI Processor 4K」を搭載

機能面では、コンテンツを視聴していない際にディスプレイ上にアートやアクアリウムなどの専用コンテンツを表示させることが可能。例として、透過型ディスプレイにアクアリウムを表示すれば、まるでリビングを魚たちが自由に泳いでいるかのような幻想的な空間を演出できると説明する。

また、ディスプレイ下部にはカレンダーや天気などを表示するインフォメーションバーを備えるなど、情報デバイスとしても活用できるとのこと。オプション品として、LG SIGNATURE OLED Tの左右どちらにも設置可能な専用ユニットシェルフも用意。本製品のための特別デザインにより「空間に静かな品格を添える」と謳っている。

Placeholder Image
ディスプレイ上にアートやアクアリウムなどの専用コンテンツも表示できる
Placeholder Image
ディスプレイ下部にはカレンダーや天気などを表示するインフォメーションバーを備える

接続面では、端子やチューナーを備える別筐体のチューナーボックス「ZeroConnect Box」から無線接続することで、配線フリーでの設置を実現。乱雑なケーブル配線を排除できることで、インテリアとしての完成度を高めるという。入力端子はHDMI×3基(内1基はeARC/ARC対応)、USB×2基、光デジタル音声出力×1基LAN×1基を装備する。

配線フリーでの設置を実現

OSはLG独自の「webOS」を採用しており、幅広いジャンルのストリーミングコンテンツに直接アクセスできる。そのほか、webOSは5年間の無償アップデートが可能で、自宅でソフトウェアを更新するだけで最新OSを使用できる。

Placeholder Image
「ZeroConnect Box」正面部
Placeholder Image
「ZeroConnect Box」の端子部分

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE