テレビは“でかさ”が正義! グレードを下げても大画面を優先すべき理由をソニーショップ店長が語る
画質よりサイズの方が得られる感動は大きくなる
超大画面化のビッグウェーブが押し寄せるテレビ。そこへ、「でかさこそ、正義!!」と声高に訴えるのは、徳島市にあるソニーショップ&ホームシアターショップ「コール徳島店」の名物店長・野田博之氏だ。
先日、閉店間際の同店に、「ゴリラのテレビ見せてもらえる?」と年配のお客様が飛び込んできたという。どうやら、ソニーBRAVIAの公式サイトを見て、大画面の魅力に触発されて足を運んだということらしい。
ソニーBRAVIAの公式サイトでは、インパクトのあるゴリラのイラストを用いて「BIGGER IS BETTER〜大画面で日常を劇場に」と訴えている。コンテンツ冒頭には「大画面テレビの中でも75V型が映画視聴にオススメである理由を存知ですか?」と問い掛け、「大きければ大きいほど映像が明るく見える!」「大きければ大きいほど音のカバー率が広がる!」など、自宅でも映画館のような視聴体験が可能になる理由をわかりやすく解説している。
「大変説得力がある説明です」と感心する野田店長だが、その一方で「さらに大きな85V型や98V型がラインナップされているにもかかわらず、なぜ75V型なのかなぁ」と首を傾げる。
テレビのサイズ選びには、「部屋の大きさ」「視聴距離」「壁の広さ」「使用目的」、そして「予算」など、いろいろチェックポイントがある。また視聴距離の目安として、「画面の縦サイズ×1.5倍」(4K)、「画面の縦サイズ×3倍」(HD)」が適当という説明は、電器店でもよく目や耳にするのではないだろうか。
しかし、野田店長曰く「ソニーショップであり、シアターショップでもある当店では、少し違ったオススメをしています。それは、『でかさこそ、正義!』です」と力を込めた。
「専門店らしからぬ発言かもしれませんが…」と断りながら、「当店ではお客様に、ご予算内で購入できる最大サイズのテレビを選ぶべきとご説明しています。例えば、予算的に65V型が限界というのであれば、グレードをひとつ下げることになっても、75V型にしましょうとご提案します。部屋の模様替えが必要になったとしても、サイズを最優先した方が得られる感動は大きくなります。これは、数十年にわたりお客様へテレビを配達・設置してきた、私の経験値から生まれた格言です」。
野田店長はひとつの例を挙げた。フラグシップであるBRAVIA 9シリーズ の85V型「K-85XR90」と、BRAVIA 5シリーズの最大サイズ98V型「K-98XR50」。ソニーストアでの価格は、どちらも税込1,100,000円(2025年7月22日10時現在)。「画質は間違いなくBRAVIA 9が上。しかし、BRAVIA 5の98V型を絶対的にオススメします。感動は画質差よりサイズ差の方が大きいですから」。
搬入可能かつ設置可能なサイズであることは、前提条件として言うまでもない。「画質に徹底的にこだわるような人であれば、そんなアドバイスなしに、ご自分で判断できると思います。ただ、ソニーのBRAVIAであれば、一番下のグレードを選んだとしても、画質で後悔することはありません」。
リビングシアターなら大幅なコストダウンが実現可能
気になるトレンドとして野田店長は「様々な要望を持ったお客様を接客することで、日々色々なことを学んでいますが、最近特に強く感じているのは、画質を重要視するお客様が昔に比べて減ってきていることです」と指摘。その背景を次のように説明する。
「画質の全体的な底上げが最も大きい要因であるとは思います。その一方でまた、テレビに“画質以外のこと”を求める人が増えていることも挙げられます。Google TVの登場などもあって、コンテンツが異常なまでに充実しました。YouTubeやNetflixなど動画配信コンテンツの影響は大きいと思います。
また、需要が増えつつあるのがゲーム用途です。120pやゲームモードなど、これまでのテレビでは求められていなかった機能や性能が重要になっています。テレビで何ができるのか、どんなことが楽しめるのか。もはや画質だけでは売れない時代なのです」。
野田店長は、コール徳島店のシアタールームにも「実は、大きな出来事がありました」と打ち明ける。先ほども話に出たソニー国内初となる98V型テレビ、BRAVIA 5「K-98XR50」が、6月28日の正式発売を前に、シアタールームの常設機材として壁掛け展示・導入されたのだ。
梱包重量はなんと94kgになるそうだが、「普通ならとんでもない重さと思われるかもしれません。しかし、ブラウン管時代からの電気屋であれば、『あぁ、36型のブラウン管テレビよりちょっと軽いくらいね。2人いれば2階まで持ち上げられるね』というイメージがすぐに頭に浮かんできます」。実際、5人の男手による力技により、涼しい顔であっけなく搬入、設置されるまでの光景がブログでは動画も交えて紹介されている。
「画質はさすがにBRAVIA 5クオリティです。でかくても明るく美しい」と高画質に大満足。続けて、「フラグシップモデルではなく、BRAVIA 5シリーズとして98V型が発売されたことがとてもうれしいんですよ。100インチシアターを考えている人であれば、一考の価値あり。予算面でかなり余裕が生まれてくるはずですから」とアドバイスを送る。
ホームシアターでは今、「専用室シアター」よりも、「リビングシアター」の需要が高まっているという。「リビングシアターの場合には、プロジェクターとテレビの両方が必要となります。ところがこのK-98XR50であれば、1台で賄うことができ、大幅なコスト削減につながります」と説明する。
「でかさこそ、正義!!」を叶える98V型の超大画面、さらに、人気上昇中のリビングシアターで究極のコストダウンも実現できるBRAVIA 5「K-98XR50」。その登場はとても大きな意味を備えており、コール徳島店では「BRAVIA 5『K-98XR50』発売記念イベント」の開催を決定した。
開催日は8月2日(土)と8月3日(日)の2日間。いずれも10時〜18時で各回約1時間が予定されている。予約がなくても体感することは可能だが、予約の方が優先(先着順)になるとのこと。来店予約フォームから予約が行える。
ますます加速するテレビの大型化が、私たちの生活にどのような新しい価値をもたらしてくれるのか。98V型の超大画面の魅力を訴え、ホームシアターの裾野をさらに広げる大きな可能性を備えた注目モデルの登場に、発売記念イベントでは「映画はもちろんのこと、PC、ゲーム、写真、配信動画、4K動画など、様々なコンテンツを体感いただける内容にするつもりです。皆さんの目と体で是非、ご確認ください」と呼びかけている。
店舗概要
コール徳島店

〒770-8052 徳島県徳島市沖浜2-30 コール徳島2F
TEL 088-655-1210
FAX 088-655-1208
営業時間 10:00〜20:00
定休日 火曜日・第1水曜日(※祝祭日は営業)



