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端子やケーブル長はカスタマイズ可能

PW AUDIO、“業界初”の独自技術で電気抵抗を最適化したイヤホンケーブル「No.15」

公開日 2025/05/10 00:00 編集部 : 伴 修二郎
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オリオラスジャパンは、同社が取り扱う香港のオーディオアクセサリーメーカーPW AUDIOから、業界初を謳う独自技術を採用したイヤホンケーブル「No.15」を、本日5月10日より発売する。価格はオープンだが、市場では税込27,500円前後での実売が予想される。販売は同社公式オンラインショップのほか、フジヤエービック、e☆イヤホンにて取り扱う。

「No.15」

ブランド設立15周年記念モデルとして、過去にイベント会場限定で販売された製品が、この度付属品のみを変更して一般発売を決定した格好となる。

大きな特徴として、正極と負極の電気抵抗の比率を最適化し、音質に独自の特性をもたらすという“業界初”を謳う独自技術「ORT(Optimized Resistance Technology)」を採用する。

わずか1Ω程度の差でもイヤホンやヘッドホンの音に少なからず影響をおよぼす抵抗に対し、同ブランドでは伝送における正/負極の抵抗が1:1でない場合、音が全く異なる特性を示すことに着目。この比率を独自に研究し、最適な黄金比を算出する調整技術として誕生したのがORTとのこと。

本技術を用いることで、滑らかでしなやかなボーカルや広大な音場、自然な音響環境、微細なディテールを実現。中音域に集中せず、細かなニュアンスも逃さない全周波数帯域で均衡の取れた再生が可能だという。

また、ケーブル全体の抵抗値も極めて低く抑えたとしており、内部導体には高純度の素材と最新の製造技術を採用。導通ロスを最小限に抑える設計を施し、再生機器側の内部抵抗とイヤホン間の不要な抵抗を極限まで排除した。ここにORT技術を組み合わせることで、イヤホン本来の性能を最大限に引き出し、ダイナミックレンジの損失や周波数バランスの崩れを抑えられるとしている。

28AWGの銅導体を用いた4芯構造となり、ケーブル長は1.2m。コネクターは2pin、プラグは4.4mm 5極バランスを搭載する。なお、受注生産にてケーブル長やコネクター/プラグのカスタマイズにも対応。コネクターはMMCX/FitEar/Pentaconn Ear/IPX、プラグは2.5mmバランス/3.5mm/6.3mmから選択できる。

外皮には、オリジナルの柔軟性と耐久性を兼ね備えたPVC+FEP被覆を採用。取り回しがよく、タッチノイズを抑えることでリスニングへの没入感を高めるとする。外観面では控えめながらも存在感のあるメタリックパープルの配色によって「成熟した美しさを宿す」とアピールする。

プラグは高品質な信号伝送や高耐久にこだわったオリジナルプラグを装備。ロゴをレーザー刻印したアルミ合金カバーは高い耐蝕/耐傷性を備えるとする。コネクターも厳選した信頼性の高いパーツを用いるほか、耳掛け部は隙間なく多重処理を施すことで、接続の安定性を高めつつ断線リスクの軽減を図っている。

2pinコネクターと4.4mmバランスプラグを標準搭載。受注生産にて変更も可能

付属品として、イヤホンを装着したまま収納可能なオリジナルチャックポーチを同梱する。

 

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