カナルワークス、FIIOとコラボしたLDAC対応の第3世代ワイヤレスケーブル
カナルワークスは、FIIOブランドとのコラボレーションにより開発した、カスタムIEM向けのワイヤレスケーブル「HC-BTR11CW3」を5月より発売する。価格は12,100円(税込)。

「高音質なカスタムIEMをより気軽に楽しむためのアクセサリー」として企画された、同社ワイヤレスケーブルの第3世代モデル。FIIOとのダブルネームによるBluetoothレシーバーユニットと、0.78mm 2pinコネクター採用の専用ケーブルを組み合わせたものとなる。
トッププレートにカナルワークスのロゴをあしらったレシーバーは、FIIO「BTR11」と同等のスペックを備えるといい、BluetoothはVer.5.3、コーデックはSBC/AAC/LDACに対応。有線に近い音質と安定した接続性を両立したという。
短尺の専用ケーブルは耳掛け部にフォーミング加工を施し、装着時の安定感を高めたと説明。また左右チャンネルを回路的に有線接続した一体型構造によってチャンネル間の電波同期が不要なため、電波環境に左右されにくく安定したステレオ再生を実現するとのこと。
内蔵マイクとノイズリダクション機能により通話にも対応。レシーバー部は軽量かつクリップ装着式のため、外出先でも快適に使用できるとする。連続再生時間は最大15時間。
本ケーブルは単体での販売に加え、同社カスタムIEM/セミカスタムIEM購入時のオプションとしても選択可能。購入時に+3,300円(税込)で標準ケーブルからアップグレードが可能となっている。
このほか同社では、6月1日よりカスタムIEMの新オプションとして、シェル/フェイスプレートの新色「グレージュ」を追加。加えて、販売終了となっていたブラックエンブレムの取り扱いを再開する。
なお同時に、昨今の材料費や人件費高騰の影響から、アクセサリー類やスペシャルフィニッシュの価格改定も実施。およそ550 - 3,300円の値上げとなる。イヤホン本体については価格の変更は無い。

