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音楽ソフト生産実績も

2023年の音楽配信、2年連続で最高売上に。ストリーミングがついに90%超え

公開日 2024/02/27 16:31 編集部:成藤 正宣
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一般社団法人日本レコード協会は、協会加盟全社の集計に基づく2023年第4四半期(10月〜12月)の音楽配信売上実績を公表。前年同期比105%の297億円となり、この結果、2023年の年間売上は対前年比111%の1165億円となった。

年間の音楽配信売上については、2005年の統計開始以来、2年連続で最高額を更新。また同時に、10年連続のプラス成長、および6年連続の2桁増を記録した。

2023年の音楽配信売上は、2年連続で最高額を更新、かつ10年連続プラス成長に

音楽配信年間売上金額の内訳では、特に「ストリーミング」区分が伸長。サブスクリプション(音楽/音楽ビデオ)、広告収入(音楽/音楽ビデオ)合わせた金額が、前年比114%の1056億円に達し、年間売上において初めて全体の9割を超える結果となった。

「ストリーミング」が初めて売上の9割超を占めた

もう一方の区分である「ダウンロード」については、シングルトラック、アルバム、音楽ビデオ合わせた売上が102億2400万円という結果に。昨年からおよそ12億2200万円の減少となっている。

また音楽配信売上実績と合わせ、2023年音楽ソフト生産実績も公表。オーディオレコード(CDシングル/CDアルバム/アナログディスク/カセット・その他)、音楽ビデオ(音楽DVD/音楽Blu-ray)を合わせた生産金額は2207億円で、昨年を上回った。

音楽ソフト生産実績もプラス成長

音楽ソフト生産実績・音楽配信売上の合計は3372億円で、対前年比110%、3年連続プラス成長という結果となった。

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