「日本のレコード産業2018」で

2017年のアナログディスク生産、16年ぶりに100万枚超え。日本レコード協会発表

編集部:小野佳希
2018年04月06日
日本レコード協会は、2017年のレコード生産統計の基礎データや関連資料をまとめた「日本のレコード産業2018」を公開。CDをはじめとする物理的な音楽ソフトの総生産は数量・金額とも前年から微減となった一方で、音楽配信は4年連続で売上増となったこと、またアナログディスクが16年ぶりに100万枚超えとなったことなどを明らかにした。


2017年の音楽ソフト(オーディオレコード+音楽ビデオ)総生産は、数量で前年比95%の2億245万枚/巻、金額で前年比94%の2,320億円。一方、音楽配信売上は前年比108%の573億円となり、4年連続の増加となった。この結果、音楽ソフト生産金額と音楽配信売上金額の合計は、前年比97%の2,893億円となった。

オーディオレコードは、数量が1億5,437万枚/巻(前年比96%)、金額では1,739億円(同98%)。内訳は、CDアルバムが数量で1億179万枚/巻(前年比97%)、金額では1,297億円(同98%)、CDシングルは数量が5,050万枚/巻(前年比93%)、金額では410億円(同96%)となった。

アナログディスクは数量が106万枚(前年比133%)、金額では19億円(同132%)となり、4年連続で数量・金額ともに大きく伸長。アナログディスクの100万枚超えは、2001年以来16年ぶりだという。

音楽配信は、金額で573億円(前年比108%)となり、4年連続のプラス成長となった。内訳は、ダウンロードでは数量が1億1087万ダウンロード(前年比96%)、金額は271億(同99%)となり、ともに前年を下回った。

このうちシングルトラックについては数量(1億49万ダウンロード、前年比95%)・金額(166億円、前年比95%)ともに前年を下回ったが、アルバムは数量(928万ダウンロード、前年比111%)・金額(102億円、前年比107%)ともに前年を上回った。

また伸長を続けるストリーミングは金額で263億円となり、音楽配信売上金額の区分別シェアでは、ダウンロードが47%、ストリーミングが46%となった。

2017年にミリオンヒットを達成した作品は、CDアルバムでは200万枚超えとなった安室奈美恵『Finally』のみ。CDシングルはAKB48の4作品、乃木坂 46の4作品がミリオンを達成し、うちAKB48『願いごとの持ち腐れ』は2ミリオンを達成した。

有料音楽配信(シングルトラック)は、AI『Story』が2ミリオンを達成。EXILE feat.VERBAL(m-flo)『銀河鉄道 999』、少女時代『MR.TAXI』、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE 『R.Y.U.S.E.I.』、RADWIMPS『前前前世(movie ver.)』、星野 源『恋』が、すべて2016年以前に配信開始した作品ながら2017年にミリオン超えとなった。

そのほか詳細は公式サイトにてPDFで公開されている。

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