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マイク部に「AT20」シリーズの技術を投入

オーディオテクニカ、ライブ配信者向けヘッドセット「ATH-M50xSTS」。アナログ/デジタルの2モデル展開

2023/02/09 編集部:松永達矢
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オーディオテクニカは、コンデンサー型マイクを搭載したライブ配信者向けヘッドセット「ATH-M50xSTS」「ATH-M50xSTS-USB」を2月17日(金)に発売する。価格はオープンだが、ATH-M50xSTSは税込27,000円前後、ATH-M50xSTS-USBは税込30,000円前後での実売が予想される。

「ATH-M50xSTS」

同社モニターヘッドホンのベストセラーモデル「ATH-M50x」をベースに、同社のマイク「AT20」シリーズの技術を活用したカーディオイド(単一指向性)コンデンサー型マイクユニットを搭載した、ライブストリーミングを行うコンテンツクリエータ―向けのヘッドセット。3.5mmステレオミニ端子とXLRマイク出力を備えるATH-M50xSTSと、USB Type-A端子接続のATH-M50xSTS-USBの2モデルを展開する。

先日ラスベガスで開催された「CES(Consumer Electronics Show)2023」の同社ブースにて、発表されたモデルが正式に案内される格好だ。

上述の通り、ATH-M50xSTSはアナログ接続に対応する一方、ATH-M50xSTS-USBは最大96kHz/24bitのA/Dコンバーターや、装着時に自分の発話音声を聞き取りやすくするサイドトーン機能を備えたデジタル接続に対応。なお、両モデルともにマイク・ケーブルは固定式となる。

ATH-M50xSTSは、XLRマイク出力を備えたモデル。付属品として6.3mm変換プラグも用意

USB接続によるデジタルモデルの「ATH-M50xSTS-USB」にはUSB Type-A to C変換アダプターを同梱

共通する要素として、ドライバーユニットにはベースモデルのATH-M50x同様、45mm CCAWボイスコイルドライバーを採用。幅広い周波数帯域でクリアな音質と、深みのある正確な低音域を実現したとする。またイヤーパッドは、ベースモデルでも採用されている音質・遮音性重視のレザー素材を使用した「HP-M50x」に加え、通気性・装着時の快適性を重視したメッシュ素材の「HP-M50xSTS」の2種類を同梱する。

メッシュ素材のイヤーパッド「HP-M50xSTS」(写真左)と、レザー素材の「HP-M50x」を同梱する

搭載マイクは、フレキシブルなブームアームによって接続されており、頭の動きに関わらず口元の近くに固定。さらにそのポジションで最適な音になるようチューニングを行うことで、繊細かつクリア、かつ安定した音量レベルの収音ができるとする。また、ブームアームを跳ね上げることで素早くマイクミュートを行うことも可能だ。

ヘッドホン部の周波数帯域は15Hz - 28kHz、インピーダンスは38Ω、出力音圧レベルは99dB/mW、最大入力は1,600mW。マイク部の周波数帯域50Hz – 20kHz(at 3cm)となる。

質量は約330g(本体のみ)で、付属品としてイヤーパッドのほか、6.3mmステレオ変換プラグアダプター(ATH-M50xSTS)、USB Type-A to C変換アダプター(ATH-M50xSTS-USB)を同梱する。

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