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Galaxy端末との接続性を強化

Galaxy、独自コーデックや立体音響に対応したANC完全ワイヤレス「Galaxy Buds2 Pro」

公開日 2022/09/08 11:38 編集部:成藤 正宣
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サムスン電子ジャパンは、同社Galaxyブランドから、独自の高音質機能「24bit Hi-Fiオーディオ」を搭載したアクティブノイズキャンセリング(ANC)対応完全ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds2 Pro」を、直販ストア「Galaxy Harajuku」および全国の家電量販店/主要ECサイトにて2022年9月29日より発売する。

希望小売価格は31,800円(税込)で、予約は本日9月8日から受付を開始する。また、au+1 Collection取扱店、au Online Shopでも取り扱われる。

「Galaxy Buds2 Pro」

Galaxyブランドの端末と組み合わせた場合に使用できる高音質機能「24bit Hi-Fiオーディオ」を搭載。独自のコーデックによりオーディオ伝送の損失を最小限に抑え、クリアで豊かなサウンドが楽しめるとする。なお、本機能を利用するには、接続先のGalaxy端末がOne UI 4.0以上を搭載している必要がある。

加えて、サラウンドとヘッドトラッキングを組み合わせた立体音響「360オーディオ」に対応。対応端末と接続することで、頭の動きに応じて聴こえ方が変化する、360度から包み込まれるような臨場感あふれるサウンドが体験できると謳っている。

ANC機能についても、SN比に優れたマイクを左右それぞれ3基ずつ搭載し遮音性能をより高めた上で、会話を始めると自動的に外音取り込みモード(アンビエントモード)に切り替わる音声検出機能を搭載。イヤホンを着け外しする手間なく、リスニングからコミュニケーションへ、あるいはその逆へスムーズに移ることができる。

高S/Nのマイクを3基ずつ用いたANC機能を搭載。会話を始めると自動的に外音取り込みモードに切り替わる

ドライバーユニットはトゥイーター1基/ウーファー1基の2Way構成。広い周波数をカバーしつつ、リッチで深い低音、クリアな高音を再生できるとする。一方で、筐体サイズは従来モデルの「Galaxy Buds Pro」から約15%小型化。耳の形状を研究して導き出したというデザインにより装着後の回転を防止し、フィット感も高めている。

ドライバーは片側2基搭載。装着時に回転しにくいデザインとすることでフィット感を高めているという

「Galaxy Buds Pro」から約15%小型化

通話性能に関しても、車のクラクションや音楽、建設現場の騒音などさまざまなサンプルから学習させたAI技術「DNNソリューション」により、ノイズを除去したはっきりとした声を伝えられるとする。さらに、ユーザーごとの着用パターンやフィット感を学習し、自動でビームフォーミングを調節することで、音声品質を向上させるという。

ほか、Galaxy端末との接続性を特に強化。充電ケースを開くだけで付近のGalaxy端末にペアリングガイダンスを表示する機能や、複数のGalaxy端末間をスムーズに繋ぎ変えられる「オートスイッチング機能」、Galaxy Buds2 Proを紛失した場合に位置を追跡できる「SmartThings Find」などを搭載している。

カラーバリエーションは、スマートフォン「Galaxy Z Flip4」と共通のボラパープル/グラファイトの2色に、ホワイトを加えた3色展開。製品全体の約90%にリサイクル素材を使用するなど、環境への配慮もアピールしている。

スマートフォン「Galaxy Z Flip4」と共通のボラパープル/グラファイトに、ホワイトを加えた3色展開

連続再生時間はイヤホン単体で約5時間(ANCオン時)、充電ケース併用で最大18時間。イヤホン本体はIPX7の防水性を備える。Bluetoothのバージョンは5.3、コーデックは独自規格およびAAC/SBCをサポート。今年後半から登場予定の次世代Bluetoothオーディオ規格・LE Audioにも対応予定とのこと。質量はイヤホン本体が約5.5g、充電ケースが約43.4g。

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