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プレミアム/スタンダードの2モデル展開

パイオニア、デザイン刷新の内蔵型光学ドライブ「BDR-S13Jシリーズ」。音楽CD用機能を搭載

公開日 2021/11/25 16:56 編集部:松永達矢
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パイオニア(株)は、Serial ATA接続の内蔵型BD/DVD/CDドライブ新製品として、プレミアムモデル「BDR-S13J-X」、スタンダードモデル「BDR-S13JBK」を12月より発売する。価格はオープンだが、市場ではそれぞれ「BDR-S13J-X」が税込39,000円前後、「BDR-S13JBK」が税込25,000円前後での実売が予想される。

「BDR-S13J-X」(プレミアムモデル)

「BDR-S13JBK」(スタンダードモデル)

従来モデルからフロントベゼルやトレイカバーのデザインを刷新。ブルーライトが浮かび上がるスモークアクリルとへアラインのシンプルな組み合わせにラインアクセントを入れることで、質感の高さを追求したとする。

質感を高めるため、新しいデザインを採用した

両モデル共に、BD/BDXL規格に対応したすべてのディスクへの記録と再生に対応。書き込みにおいては、BD-R(1層:25GB)で16倍速、BD-R(2層:50GB)で14倍速、BD-R XL(3層:100GB)で8倍速、BD-R XL(4層:128GB)で6倍速での記録が可能。データ記録時には適切なタイミングでパラメータ補正を行い、記録品質をより向上させるとしている。読み込みにおいてはUltra HD Blu-ray再生に対応する。

また、長期アーカイブを目的とした光学メディアM-DISC(DVD、BD 1層/2層/3層)の記録と再生にも対応。M-DISC(BD 1層:25GB)とM-DISC(DVD)では新たに6倍速記録に対応した。

機能面では、オーディオCDのデータがディスク表面の傷や汚れで読み取れない場合、独自アルゴリズムにより読み取り方法を調整しつつ再読み取りを行う「PureRead 4+」、オーディオCD再生時にリアルタイムでデータ欠落/補完の発声を抑えることで本来の音質を再現する「RealTime PureRead」を搭載する。

加えて、動作状態からアイドル状態やスタンバイ状態への移行時間を調整できる「カスタムエコ機能」を新たに搭載。省電力モードにより消費電力を抑え、環境負荷も低減できるとしている。

なおラインナップのうち、BDR-S13J-Xは機能や質感を追求したプレミアムモデル、BDR-S13JBKは信頼性と安定性を備えたスタンダードモデルと位置づけられており、BDR-S13J-Xにはより高品位な部材を採用。記録再生信号のノイズを低減する低抵抗フラットケーブル/低ノイズ電解コンデンサーをはじめ、ディスク回転時の振動を低減する防振クッション/防振ゴム、高品質・高信頼性のDCモーターなどを搭載する。

加えて、ディスクトレイにはハイエンドオーディオ機器にも用いられる静音塗装、筺体の内外装にはピックアップからのレーザー光の乱反射を抑え放熱性を高める特殊塗装をそれぞれ採用。さらに、再生するオーディオCDの再生品質を4段階で評価し、品質レベルが低い場合には対処方法をアドバイスする「オーディオCDチェック」機能も搭載。ディスク全体だけでなく、楽曲ごとのチェックにも対応した。

両モデル共通して、外形寸法は148W×42.3H×181Dmm、質量は0.74kg。設置姿勢は縦・横の両方に対応する。

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