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導体のメッキ/プラグが異なる4モデル

NOBUNAGA Labs、入門向けリケーブル“entryシリーズ”にカスタム2ピン端子採用の4モデル

公開日 2021/11/19 13:32 編集部:伴 修二郎
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ワイズテックは、同社NOBUNAGA Labsブランドのリケーブル入門モデル“entryシリーズ”から、カスタム2ピン端子を採用した4モデルを11月26日より発売する。価格はオープン。ラインナップと予想実売価格は以下の通り(価格はすべて税込)。

錫メッキ導体モデル
・「AUROLA(アウロラ)」(3.5mm 3極 ストレートプラグ):6,310円前後
・「CEPHALUS(ケファロス)」(4.4mm 5極 L型プラグ):6,310円前後

銀メッキ導体モデル
・「IRIS(イリス)」(3.5mm 3極 ストレートプラグ):6,640円前後
・「MORPHEUS(モルフェウス)」(4.4mm 5極 L型プラグ):6,640円前後

入門向けリケーブル“entryシリーズ”からカスタム2ピン端子採用の4モデルがラインナップ

2019年に“entryシリーズ”を発売して以来、国内外問わず要望を寄せられていたというカスタム2ピン端子(0.78mm)を採用したモデル。錫メッキOFC導体を採用する「AUROLA」「CEPHALUS」は、厚みのある中低域と明瞭な音場定位、柔らかく自然で表現豊かなサウンドを実現。一方、銀メッキOFC導体採用の「IRIS」「MORPHEUS」は、明瞭な高域とキレのある低域、繊細かつレスポンス早いサウンドが楽しめるとしている。

以前から多くの要望が寄せられていたというカスタム2ピン端子を採用

全モデル共通の特長として、導体のプラス側とマイナス側の撚り方向を対象にし、電気信号の流れを極限までスムーズにする「Symmetric Braid Matrix」を採用。これにより、導体同士の電気抵抗の上昇を抑え、低域から高域まで広い帯域の音を伝送するという。

ケーブルは4芯構造で、1芯あたり0.08mmのOFC線を19本使用し、伝送ロスを抑えケーブル本来の能力を発揮するとアピール。加えて、導体を真円化することで、導体自体の柔軟性と耐久性を向上させ、折り曲げや急激な温度変化に対しても、安定した信号伝達が可能だとしている。

外被には、柔軟性と耐久性に優れたPVC素材を採用し、擦れた際に発生するタッチノイズを軽減。また分岐部分の加工は、電気抵抗の原因となるはんだ接合ではなく、ひとつずつ手作業で編み込む方式を採用。これにより、ケーブルの編み込みのピッチが均等化され、伝送特性が変化せずにケーブル本来の特性を余すことなく発揮するとのこと。

分岐部分は手作業で編み込み、伝送損失を排除

3.5mmプラグはストレート形状、4.4mmプラグはL型形状となる

カスタム2ピン端子および3.5mm 3極/4.4mm 5極プラグには、金メッキ処理を施すことで接触抵抗を抑え、電気伝導性を向上。プラグは根元部分を柔軟性の高い蛇腹構造とすることで、ケーブルが折れ曲がる際の負荷を軽減した。また、カスタム2ピン端子のシェルには、着脱をサポートするための細かなスリット加工を施している。

ケーブルの長さは1.2m、インピーダンスは0.09Ω以下。

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