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「Regulus」「Nox」の2モデル

日本ディックス、自社開発OFCプラグと日系専業メーカー共同開発導体を採用したリケーブル

公開日 2021/06/17 19:49 編集部:小野佳希
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日本ディックスは、日系オーディオケーブル専業メーカーと共同開発した導体を8芯Braid(編み)構造にしたリケーブル「PentaconnRECABLE SGシリーズ」を6月25日に発売する。

Regulus

OFC+銀コート6N OFCケーブルの「Regulus」(レグルス)と、 6N OFCケーブル「Nox」(ノックス)をラインナップ。それぞれで端子形状違いの複数タイプを用意し、税込の直販サイト価格は「Regulus」が24,200円から、「Nox」が27,500円から。Yahoo!ショッピングで同社が展開する直販サイトと、e☆イヤホンでの販売となる。

Nox

両モデルともプラグには、同社が設計・開発したOFC(無酸素銅)製プラグを採用(Φ4.4mm 5極プラグ、Φ3.5mm 3極プラグ、Pentaconn earプラグのみ)。抵抗値の低いOFCをプラグに使用することで、接続部が音質に与える影響を最小限にとどめるよう配慮した。

「Regulus」中心に低域用OFC、外周に高域用銀コート6NOFCを配置。1芯当たり50本以上の導体を8芯使用することで、導体抵抗を「極限まで抑える」とアピールしている。また導体の撚り方向をプラス側とマイナス側で逆方向にすることで、安定した信号伝達を実現したという。

「Nox」は、1芯当たり50本以上の6NOFC導体を8芯使用。こちらも導体の撚り方向をプラス側とマイナス側で逆方向にすることで安定した信号伝達ができるよう配慮している。

両モデルとも、導体断面の構造を真円にすることで柔軟性や耐久性を向上。また、8芯Braid(編み)構造にすることで、高音質と取り回しやすさを両立したともアピールしている。さらに「Nox」では、各導体にUEWコーティングを施すことで銅の酸化を軽減し、耐久性にも配慮している。

また、両モデルとも自社設計で新たに開発したOFC削り出し、銀めっき仕上げの分岐パーツを採用。はんだも熟練した職人が数種類のはんだを吟味した最適なものを選定しており、合わせて最適なはんだ付け機器や工法を模索し、音質だけでなく耐腐食性や電気化学的特性にも配慮したという。

そのほか、8芯から4芯に変わる分岐部分は一つ一つ手編みで製作。これにより、音質の劣化を最小限にしたともアピールしている。

オーディオ用次世代コネクターとして自社開発したPentaconn earコネクター採用モデルも用意。両モデルで、出力側がPentaconn ear(標準)、Pentaconn ear(異形)、MMCX、CIEM 2PIN、入力側がΦ4.4 o5極プラグ、Φ3.5 o3極プラグタイプをラインナップしている。

本製品の発売を記念したTwitterキャンペーンも展開。同社アカウントをフォローしてキャンペーン投稿をリツイートすると抽選1名に「Nox」がプレゼントされる。

タイプごとの直販価格(税込)は下記のとおり。

■Regulus
Φ4.4-Pentaconn ear(標準) :28600円
Φ4.4-Pentaconn ear(異形) :28,600円
Φ4.4-MMCX :26,400円
Φ4.4-CIEM 2PIN :26,400円
Φ3.5-Pentaconn ear(標準) :26,400円
Φ3.5-Pentaconn ear(異形) :26,400円
Φ3.5-MMCX :24,200 円
Φ3.5-CIEM 2PIN :24,200円

■Nox
Φ4.4-Pentaconn ear(標準) :31,900円
Φ4.4-Pentaconn ear(異形) :31,900円
Φ4.4-MMCX :29,700円
Φ4.4-CIEM 2PIN :29,700円
Φ3.5-Pentaconn ear(標準) :29,700円
Φ3.5-Pentaconn ear(異形) :29,700円
Φ3.5-MMCX :27,500円
Φ3.5-CIEM 2PIN :27,500円

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