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2種類のPentaconn earコネクターをラインナップ

日本ディックス、プラグや分岐部、はんだまでこだわった8芯編みケーブル「Lilium」「Wistaria」

公開日 2021/06/04 17:46 編集部:成藤 正宣
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日本ディックスは、日系オーディオケーブル専業メーカーと共同開発した8芯編み構造のイヤホン/ヘッドホン用ケーブル“PentaconnRECABLE SGシリーズ”から、4N純銀導体を使用した「Lilium(リリウム)」、および6N OFC+銀コート6N OFC導体を使用した「Wistaria(ウィスタリア)」を6月11日より発売する。

それぞれ入力端子は4.4mmバランス/3.5mmアンバランスプラグ、イヤホン側端子はPentaconn ear(標準/異形)/MMCX/2pinをラインナップ。同社EC直販やe☆イヤホン等にて取り扱う。ラインナップと税込価格は以下の通り。

Lilium
・4.4mmバランス - Pentaconn ear(標準/異形):59,400円
・4.4mmバランス - MMCX:57,200円
・4.4mmバランス - 2pin:57,200円
・3.5mmアンバランス - Pentaconn ear(標準/異形):57,200円
・3.5mmアンバランス - MMCX:55,000円
・3.5mmアンバランス - 2pin:55,000円

「Lilium(3.5mm - MMCXモデル)」

Wistaria
・4.4mmバランス - Pentaconn ear(標準/異形):39,600円
・4.4mmバランス - MMCX:37,400円
・4.4mmバランス - 2pin:37,400円
・3.5mmアンバランス - Pentaconn ear(標準/異形):37,400円
・3.5mmアンバランス - MMCX:35,200円
・3.5mmアンバランス - 2pin:35,200円

「Wistaria(4.4mm - Pentaconn ear 標準モデル)」

いずれのモデルも、1芯辺り50本以上の導体を使用した8芯編み構造を採用し、高音質と取り回しやすさを両立。入力プラグやPentaconn earコネクターには独自開発のOFC製パーツを採用し、接続部が音質に与える影響も最小限に抑えたとする。

導体は、撚り方向をプラス側/マイナス側で逆にすることで信号伝達の安定性を向上。また断面が真円となるようにすることで柔軟性や耐久性も高めた。Wisteriaの各導体には、銅の酸化を抑制するUEWコーティングも施される。

分岐部は音質に悪影響を及ぼさないため1点1点手編みで加工し、さらに独自開発のOFC削り出し/銀メッキ仕上げの分岐パーツを装着。分岐パーツは、別売りの同社製スライダーパーツ「Pentaconn SLIDER」とマッチするようデザインにもこだわったという。

プラグや分岐部には、独自に開発したこだわりのパーツを採用

ほか、金メッキ下地やメタルパーツには非磁性体素材を採用し、音質に影響する磁性体を徹底して排除。はんだについても、熟練した職人が加工機器/工法まで含めて吟味し、音質だけでなく耐腐食性/電気化学的特性も優れたものを使用したという。

各モデルの音質傾向については、Liliumは情報量の多さやきらびやかで繊細な中高域の響きが、Wistariaはクリアな中低域と緻密で自然な高域が特徴とのこと。

なお、イヤホン側端子のうち「Pentaconn ear異形」コネクターは、ゼンハイザー「IE 500 PRO」「IE 400 PRO」などに対応した形状のロングタイプとなっている。

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