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映像コーデック/サラウンドフォーマット対応など強化

テレビ向け8K認定ロゴマークプログラムがアップデート。コンテンツ充実や8K普及を推進

2021/01/07 編集部:成藤 正宣
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8Kエコシステムを促進する業界団体の8Kアソシエーションは、同団体がテレビ向けに提供している8K認定ロゴマークプログラムの認定基準を更新した。

8K認定ロゴマークプログラムがアップデート

新基準では、解像度/輝度/色域/接続規格といった従来の要件に加え、8Kストリーミングコンテンツの普及を促す目的から幅広い映像コーデックへの対応が求められることとなる。また、“真に没入できるホームシアター体験”を実現するための次世代立体サラウンドフォーマットにも対応するとしている。

同団体に所属するサムスン電気アメリカの製品企画ディレクターのダン・シナジー氏は、「多くの人が共に映画館を利用することが困難な中、非常に鮮明な8K解像度を備えた大画面TVが利用可能になることは、映画鑑賞の代替となる選択肢を家庭に提供します。8KアソシエーションがAV性能/インターフェースの標準規格の推進をサポートすることで、今後数年のうちにより多くの家庭で8K TVが選ばれ、そして8Kコンテンツが利用可能となり、格別なホームシアター体験を提供できるようになることを期待しています」とコメントしている。

また、今回の認定基準の更新には、映像制作者に8Kで映像を撮影/制作/配信する利点を浸透させ、8Kエコシステムの成長を促す意味合いもあるとのこと。

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