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東京近郊で直近約950件のイヤホン落とし物

約半数のワイヤレスイヤホン利用者が「装着・着脱時に落としたことがある」。JR東日本で落下防止キャンペーンも

2020/10/28 編集部:川田菜月
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日本トレンドリサーチは、ワイヤレスイヤホンに関するアンケートを実施。「装着中または着脱時に落下させたことがあるか?」という質問に対し、46.0%のユーザーが「ある」と回答した。

本アンケートはインターネット上にて、同社運営の「ボイスノート」をはじめとする複数の調査サービスを利用し、事前調査でワイヤレスイヤホンを「使っている」と回答した合計200人に実施。期間は10月22日・23日。

「ワイヤレスイヤホンを、装着中または着脱時に落下させてしまったことがありますか?」という質問に、46.0%と半数近くのユーザーが「ある」と回答。

使用するワイヤレスイヤホンの種類は、こちらもおよそ半数の49.0%が「完全ワイヤレスイヤホン」で、左右のイヤホンがつながっているタイプが26.0%、ネックバンドタイプが25.0%。いずれのタイプもおよそ半分程度のユーザーが「落下させたことがある」と答えている。

ワイヤレスイヤホン(全種類)をタイプ別に見ると、53.5%がインナーイヤー型、カナル型は38.5%、骨伝導型は8.0%という結果に。タイプ別の「落下させたことがある」と回答した割合は、骨伝導型が62.5%と最も多く、インナーイヤー型は46.6%、カナル型は40.3%となった。

なお、JR東日本によると、東京近郊78駅の線路でワイヤレスイヤホンの落とし物が直近3カ月間(7月から9月)で約950件発生しているとのこと。「ワイヤレスイヤホンなどの非常に小さいものはすぐに拾うことが難しく、終電後に捜索を 行うなど、お客さまのお手元に戻るまでに時間を要する場合もあります」としている。

こうした現状を受け、JR東日本東京支社では11月4日(水)から12月27日(日)まで、駅などでワイヤレスイヤホンの落下注意を呼び掛ける「線路に落とさないで! ワイヤレスイヤホン」キャンペーンを実施。駅でのデジタルサイネージ掲示や駅構内放送での呼びかけはもちろん、SNSでの情報発信でも積極的に行なっていくという。

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