HOME > ニュース > カロッツェリア、カーナビ'20冬新モデル。ハイエンドオーディオ「サイバーナビ χ」/「楽ナビ」

ラインナップ拡充、機能もアップデート

カロッツェリア、カーナビ'20冬新モデル。ハイエンドオーディオ「サイバーナビ χ」/「楽ナビ」

公開日 2020/10/08 11:58 編集部:押野 由宇
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
パイオニアは、同社がカロッツェリアブランドとして展開する「楽ナビ」「サイバーナビ χ」の新モデルを発表した。ともに発売は11月を予定する。

■「楽ナビ」(価格表記はすべて税抜実勢価格)
<高画質モデル>
【ラージサイズメインユニットタイプ】
・「AVIC-RQ911」120,000円前後
・「AVIC-RL911」 110,000円前後
・「AVIC-RL711」 90,000円前後
・「AVIC-RL511」 90,000円前後

「AVIC-RQ911」

【200mm ワイドメインユニットタイプ】
・「AVIC-RW911」 90,000円前後
・「AVIC-RW711」 70,000円前後
・「AVIC-RW511」 50,000円前後
・「AVIC-RW111」 50,000円前後

【2D(180mm)メインユニットタイプ】
・「AVIC-RZ911」 90,000円前後
・「AVIC-RZ711」 70,000円前後
・「AVIC-RZ511」 60,000円前後
・「AVIC-RZ111」 50,000円前後

<ワンセグモデル>
【200mm ワイドメインユニットタイプ】
・「AVIC-RW303II」 50,000円前後

【2D(180mm)メインユニットタイプ】
・「AVIC-RZ303II」 50,000円前後

「楽ナビ」シリーズとして、地図やTVなどをHD解像度画質で表示し、使いやすい新インターフェースを採用した高画質タイプ12機種と、ワンセグタイプ2機種が発表された。

HDパネル搭載の高画質モデルとして、9V型大画面モデルやデジタルメディアに特化したエントリーモデルなどラインアップを拡充。好みや環境に応じた選択の幅が広がった。

液晶パネルには、視野角の広いIPS 方式と黒色再現性に優れたNormally Black方式を採用。透過率の高い静電容量方式タッチパネルや高輝度LEDバックライトを組み合わせることで、鮮明かつ高コントラストな映像表現を実現したとする。

HDMI入出力搭載モデルではスマートフォンやストリーミングメディアプレーヤーなどのさまざまな機器と接続したコンテンツ視聴が楽しめるほか、2カメラタイプのドライブレコーダーユニット「VREC-DS800DC」(別売)をHDMI接続することで、カーナビゲーションと連携できる「ドライブレコーダーリンクHD」機能に対応する。

ナビ性能で制限速度超過時に段階的に音とメッセージ表示で通知する「速度超過防止警告」や、高速道路のサービスエリアやパーキングエリア、インターチェンジ、ジャンクションで逆走を検知した際に音声と画面表示で通知する「逆走警告」など、安心・安全なドライブをサポートする機能を搭載する。

ワンセグモデルは高性能なナビ機能の搭載、ワンセグ対応に加え、TV、DVD/CD、SD、USB など幅広いメディア再生に対応する。また、「タイムアライメント」や「13バンドグラフィックイコライザー」などの音響調整機能も備える。

■「サイバーナビ χ」
・「AVIC-CL902XSIII」278,000円(税抜)
・「AVIC-CZ902XSIII」248,000円(税抜)


「AVIC-CL902XSIII」
同社が持つ高音質技術と開発思想、最高品位の高音質パーツを採用したハイエンドオーディオカーナビとしてラインナップする、「サイバーナビ χ」シリーズの新モデル。

ハイエンドカーオーディオ「カロッツェリアχ」で培ってきた音響技術や、ハイエンドオーディオブランド「TAD」より継承した技術開発思想を基に設計。銅メッキシャーシなどによる徹底的なノイズコントロールも行っている。

カーナビ基板とオーディオ基板の間のノイズを徹底的に遮断するため、製品の側面と背面だけでなく、内部の中間シャーシにも銅メッキを使用。また、製品右側面へ集中的に銅メッキビスを使用し、オーディオブロックへノイズが回り込まないように流れをコントロールしている。背面のヒートシンクには銅メッキを使用し、絶縁シートを加えることで、カーナビ基板とオーディオ基板のGNDシャーシ間にノイズが回り込まないようにするなどの工夫を施している。

背面には静音タイプのファンを搭載し、固定用のビスを追加することで、騒音や振動が音にもたらす影響を徹底的に排除するとともに、振動そのものも抑制。製品背面の制振用T字スリットや要所に配置したシャーシにより、堅牢かつ振動に強いシャーシ構造とするなど静音化と制振化も追求した。

電源ケーブルとAV入出力ケーブルにはOFC(無酸素銅)を採用。端子の素材にもこだわっている。オペアンプには新日本無線社の「MUSESシリーズ」からハイエンドオーディオ用のものを採用。I/V変換回路にはバイアス電流の低いJ-FET入力タイプ「MUSES8920」をフロント/リア用に搭載し、LPF回路にはローノイズが特長の「MUSES8820」を搭載する。

加えて、音響技術者が本機の細部に至るまで徹底的に試聴とチューニングを繰り返すことで、微細な音も埋もれることなく、純粋無垢な原音再生を実現したとしている。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク