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デザインやチューニングを改良

<IFA>独beyerdynamic、ハイエンドヘッドホン「T1」「T5」第3世代を発表

公開日 2020/09/04 13:14 編集部:成藤 正宣
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独beyerdynamicは、同社独自のTeslaテクノロジーを採用する開放型ヘッドホン「T1」、および密閉型ヘッドホン「T5」の第3世代モデルを発表した。どちらも欧州での価格は999ユーロ。日本での取り扱いについては不明。

beyerdynamicのハイエンドヘッドホン「T1」「T5」の第3世代モデルが発表

ドライバーの磁束密度を高めて駆動効率や再生周波数帯域、音の再現性などを改善する独自技術、Teslaテクノロジーを採用したハイエンドヘッドホンの第3世代モデル。従来の第2世代モデルからサウンドチューニングと外観を変更している。

ドライバーに強力な磁束密度をもらたす独自技術「Teslaテクノロジー」を引き続き採用する

開放型のT1はライブ・コンサートの只中に居るかのような立体的なサウンドを特徴とし、第2世代よりも低域を若干ブースト、温かみの感じられるチューニングを施したとしている。

開放型の「T1」第3世代モデル

外見的には、新たにラッカー仕上げのステンレススチールにパンチング加工を施したハウジングカバーを搭載。イヤーパッドには通気性のよいソフトベロア素材を採用。ケーブルは着脱に対応し、長さは3mで7N OCC導体を採用する。

密閉型のT5は原音の再現性、特に中高域のリアリティに焦点を当ててチューニングし、ボーカルと楽器演奏の両方で透明感や明瞭感が向上。ライブパフォーマンスのようなサウンドが楽しめるとしている。

密閉型の「T5」第3世代モデル

外見的には、ブラッシュド加工を施したラッカー仕上げのアルミハウジングカバーを搭載。イヤーパッドは遮音性に優れる合成皮革を採用する。ケーブルはT1同様7N OCC導体を採用し着脱に対応。長さは1.4mとなる。

その他共通して、アルマイト処理とブラッシュド加工を施したアルミニウム製ヨーク、アルカンターラ製ヘッドバンドなど高級感のあるパーツを採用。再生周波数帯域は5Hz〜50kHz、インピーダンスは32Ω、音圧レベルは100dB(1mW)。最大入力は300mW。質量は360g。

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