ユーザーの個人特性測定も自宅で可能に

ビクター、7.1.4chサラウンドをスピーカーで聴いているように再現できるワイヤレスヘッドホン「EXOFIELD THEATER」

編集部:成藤 正宣
2020年07月21日
JVCケンウッドは、同社Victorブランドから独自の頭外定位音場処理技術「EXOFIELD(エクソフィールド)」を搭載したワイヤレスシアターシステム“EXOFIELD THEATER”「XP-EXT1」を8月上旬より発売する。価格はオープンだが、市場では税抜100,000円前後での実売が想定される。

“EXOFIELD THEATER”「XP-EXT1」

同社が2017年に発表したヘッドホンリスニングでもスピーカーで聴いているかのような音場を再現する「EXOFIELD」を、2チャンネルのスピーカー音源に加えて新たに最大7.1.4チャンネルのマルチチャンネル音源の再生に対応させて搭載。ドルビーアトモス/DTS:Xといった音声フォーマットや、2チャンネル/5.1チャンネル音源を7.1.4チャンネルにアップミックスする機能にも対応している。今年1月に米国ラスベガスで開催されたCES2020にて海外発表していた製品の日本市場投入が正式発表された格好だ。

さらに、従来は専用のオーディオルームで行う必要があったユーザーの聴覚の個人特性測定が、新開発の専用スマートフォンアプリを用いることで自宅でも可能となった。測定はヘッドホンを装着し、アプリのSTART MATCHINGボタンをタップ、STARTボタンをタップの3ステップで開始でき、4人分の測定データを保存できる。

XP-EXT1はヘッドホン部とプロセッサー部から成り、双方の通信方式は2.4GHz/5GHzのデュアルバンドデジタルワイヤレス伝送を採用。周囲の環境に合わせて音が途切れにくい伝送帯域を自動選択する。

ヘッドホン部は40mmの大口径ネオジウムドライバーユニットを搭載。臨場感豊かでパワフル、ワイドレンジなサウンドが楽しめるとする。イヤーパッドは遮音性と装着感に優れる大型ソフトイヤーパッドを採用。長時間の連続使用でも疲れにくく、快適なリスニングが楽しめるとする。

プロセッサー部は3系統のHDMI入力/1系統の光デジタル入力/1系統のアナログ入力を搭載。eARC対応のHDMI出力も1系統搭載し、4Kパススルーにも対応する。また、視聴するソフトの種類やユーザーの好みに応じて、CINEMA/MUSIC/GAME/CUSTOMの4種類のサウンドモードを切替可能。CUSTOMモードでは5段階の可変イコライザーをユーザーの手で調節できる。

ヘッドホン部の質量は約330g。プロセッサー部の外形寸法は266W×133H×30Dmm、質量は約530g。

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