クロスオーバーレス設計も採用

Campfire Audio、“ソリッドボディ設計”の7BAイヤホン「ARA」。内部パーツを3D一体成形

編集部:川田菜月
2020年07月17日
ミックスウェーブは、同社が取り扱うCampfire Audioより、7BAドライバー搭載のチタン筐体イヤホン「ARA(エラ)」を7月22日から発売する。価格はオープンだが、税込168,520円での実売が想定される。

「ARA」

高域×2、中域×1、低域×4の合計7BAドライバーで構成され、「並外れたスピードと正確な音像表現、広大なサウンドステージと豊かなボーカル表現を実現」するとしている。Araの名前の由来は「祭壇座(Altar)」とのこと。

新技術「ソリッドボディ設計」を採用。それぞれのドライバーに最適化されたアコースティックチャンバーやアコースティックチューブなどの内部パーツを、3Dプリンターで一体成型した構造で、これによりパーツを少なく抑え、イヤホンのチューニングを細かく制御できるほか、可動部品が少なくなることで耐久性も向上させたという。

新技術「ソリッドボディ設計」を採用

内部にはコンデンサーや抵抗などのパッシブ電子コンポーネントを使用しない「クロスオーバーレス設計」を用いており、ソリッドボディ内部のアコースティックチャンバーの音響特性や内部構造の調整など、様々な手法を組み合わせることで同仕組みが実現したとのこと。これにより各ドライバーのポテンシャルを今まで以上に発揮させられるとしている。

また、独自技術「Tuned Acoustic Expansion Chamber(T.A.E.C)」も搭載。3Dプリンターで精密に形成したアコースティックチャンバーを使用し、音導管なしでサウンドチューニングや音の伝達を行う技術で、これにより音導管内部で起こる音の共鳴などの問題を排除し高域の周波数特性を改善する。

付属ケーブルには純銅銀メッキ導体を採用した「Smoky Litz Cable」を同梱。イヤーガイド部分は熱処理で癖をつけたスリーブを採用することで軽量化も実現、縺れにくくなるツイストデザインで編み上げられており、ジャケットにはスモーキーカラーを採用する。長さは約120cm、イヤホン端子はベリリウム銅加工されたMMCXで、入力側には3.5mmミニ端子を装備する。

ケーブルは「Smoky Litz Cable」を付属

ケースには環境に優しく耐久性もあるコルク素材を新たに用いている

キャリングケースにはコルク素材を新採用。9年に1度コルクオークの木から収穫できる樹皮を使用しており、手触りよく丈夫で環境に優しい素材とのこと。裏地にはクッション性の高い厚手のフェイクウールを用いている。

周波数特性は10Hz - 26kHz、感度は93dB SPL/mW、インピーダンスは8.5Ω。イヤーチップにはシリコン/フォームタイプと、final製E-Typeを各サイズ付属する。

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