「春のヘッドフォン祭り2018」参考出展モデル

FitEar、4BAデュアルユニット型カスタムIEM「FitEar 224」。12万円+税で5/25より受注開始

編集部:杉山康介
2020年05月22日
須山歯研は、FiEarブランドの新カスタムIEM「FitEar 224」を5月25日より受注開始する。価格はオープンだが、税抜120,000円前後での実売が予想される。

FitEar 224

同ブランドのカスタムIEM「MH334」「MH335DW」と並ぶ、「ステージモニターとしての新しい位置づけ」を目指して開発されたというモデル。2018年の「春のヘッドフォン祭」で「FitEar 224DTW」として参考出展されていたが、製品としての安定性やモニターミックスにおけるコントロール性、耳穴サイズ/形状への適応性が確認できたため、今回の発売に至ったという。

フルレンジ用と高域用にそれぞれ2基のBAを搭載。先述のMH334やMH335DWといったBA型モデルは、サイズの大きなBAユニットをウーファーに用いる構成となっているが、本機では「FitEar Air」から「FitEar DC」までのハイブリッド型と同様に「帯域分割や重複をなるべく減らす」アプローチを採用。従来機のウーファーよりひとまわり小さいユニットをフルレンジに用い、ウーファー/トゥイーターをそれぞれデュアルドライバーにしている。

同社ハイブリッド型と同様のアプローチによりデュアルユニット構成を採用

同社はカスタムIEMのユニットのデュアル化により、同一音圧を得る条件において、振幅を抑制することによるリニアリティの改善、入力耐性の向上といったメリットが得られると説明。一方で耳穴サイズ/形状の制約から、ユニット構成数が増えた際のユニットや音導の取り回しが難しく、高域減衰やそれに伴うピークの発生、過渡特性の急峻化などの問題が生じるという。

本機では比較的コンパクトに収められるユニット構成を採用しているため、設計上のねらいと特性を維持しつつ、幅広い耳穴サイズ/形状への対応を実現。音楽表現のための厚みは確実に残しつつ、スムーズさや音圧変化時における挙動の安定化を図ったとのことだ。

ケーブルは3.5mmの「FitEar cable 013」。シェルは13色、フェイスプレートは12色から選択できる。黒色のペリカンケースやケーブルクリップ、メッシュポーチ、クリーニングブラシも付属する。

また同社は現在、FitEar製カスタム/ユニバーサルIEMを対象店舗で購入すると割引価格が適用されるキャンペーンを実施しているが、本機も割引の対象になる。キャンペーン期間は6月30日まで。なお、感染症拡大防止等の観点から、政府の緊急事態宣言発令中のカスタムIEM製作は「既存のFitEarカスタムIEMユーザーで、フィット感に問題がなく耳型流用での製作が可能な方のみ」に限定される。

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