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耳型/耳型3Dデータが手元にあるユーザーから受付

くみたてLab、カスタムIEM新規受注を5/15から再開。新サービスも

2020/05/13 編集部:小野佳希
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くみたてLabは、2019年夏から一時停止していた同社製カスタムIEMの新規受注を、5月15日19時ごろから再開予定だと発表した。

くみたてLabがカスタムIEMの新規受注を再開

なお、現在緊急事態宣言が発令されており外出自粛が要請されていること、また製造担当者が1名であることから、まず以下の条件のいずれかに該当するユーザーのみを対象に受け付ける。

・2017年以降同社での注文歴があるユーザー(同社保管のシリコン型で製作)
・すでにインプレッション(耳型)が手元にあり、同社に発送が可能なユーザー
・インプレッションの3Dデータが手元にあるユーザー

受注を再開する機種は、3BAドライバーモデル「KL-CORONA」を除くカスタムIEM全機種。スペシャルデザインサービス『螺鈿“KumitateK”』についても受注は再開しない。なお、新規受注は1度につき3件程度の予定。3件の製作が完了したら次の受注を開始する。また、インプレッションが手元にないユーザーからの注文受付、および新規デザインオプションについて、6月以降の案内を予定しているという。

そして、新規受注再開に合わせ、「プレフィットサービス」の開始や、「Pentaconn Ear イヤープラグ」の採用など、新サービスを導入する。

「プレフィットサービス」は、完成後のIEMシェルのフィット感をあらかじめ確認できるように、同社から確認用のテストシェルを送付するというもの。テストシェルのフィッティング感を元に、カスタムIEM完成前にシェルのフィット感を調整し、納品後のリフィットの手間を減らすことができるとのこと。

プレフィットサービスを新たに開始

また、新規受注再開分からは「コネクタ脱着クリップ」を付属。同社製カスタムIEMからケーブルを外す際、簡単に外せるように設計したというアクセサリーとなる。なおコネクタ脱着クリップは、新規受注再開以降の機種にのみ対応する。

コネクタ脱着クリップ

そして、新規受注再開分からは、ケーブル端子としてMMCX/2ピンに加え「Pentaconn Ear イヤプラグ」を新たに採用。ケーブル端子を計3種類の中から選択できるようになった。

ケーブル端子として「Pentaconn Ear」が選択可能に

なお、これまで一部機種で提供していた「樹脂充填オプション」は、今回の新規受注再開にともない提供を終了。これについて同社は、コーティング割れ問題の対策でシェル作成樹脂を変更したところ、従来より製作が難しくなってしまったためと説明している。

そのほか、リフィット対応については、5月15日以降の受注した同社製カスタムIEMのリフィットは納品後2か月間、1回のみ無償対応となり、その後のリフィットは有償で対応する。

【問い合わせ先】
くみたてLab
MAIL/support@kumitatelab.com

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