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35年分のノウハウを結集

DALI、ブランド初のワイヤレスヘッドホン「IO-6」「IO-4」。上位モデルはノイキャン搭載

2019/11/27 編集部:成藤 正宣
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ディーアンドエムホールディングスは、同社が取り扱うDALIブランド初のワイヤレスヘッドホン「IO6」「IO4」を11月下旬より発売する。希望小売価格は、ノイズキャンセリング搭載モデル「IO6」が55,000円(税抜)、ノイズキャンセリング非搭載モデル「IO4」が43,000円(税抜)。

DALI初のワイヤレスヘッドホン「IO-6」「IO-4」が発売

モバイル端末や音楽ストリーミングが中心となりつつあるオーディオ市場の移り変わりに対応するため、専門のプロジェクトチームを立ち上げ、約35年にわたり積み重ねてきた同ブランドのスピーカー製造/音作りのノウハウを結集して作り上げたというオーバーイヤータイプのワイヤレスヘッドホン。両モデルの大きな違いはアクティブ・ノイズキャンセリング機能の有無と付属品のみで、デザイン/カラーバリエーションなど主な仕様は共通する。

ドライバーにはペーパーコーンダイアフラム/フリーエッジ構造/ネオジウムドライバーを採用する、カスタムメイドの50mm ユニットを採用。音楽のディテールと際立つクリアさを再現すると共に、長時間聴いても疲れにくいサウンドに仕上げたとする。また、ハウジングは強度を高め、共振を最小限に抑えるよう最適化。さらにドライバーとハウジングの間にダンパーを搭載することで遮音性を向上させ、音漏れも軽減している。

ペーパーコーンやフリーエッジを採用した50mmドライバーを搭載

音質だけでなく長時間の快適な装着性も重視しており、人間工学に基づいたフォルムや、形状記憶素材を合成皮革で覆ったイヤーパッドによりソフトな密着感を実現。実生活での使用を想定した耐久性、IP53等級の防水/防塵も備えたとする。

イヤーカップは90度回転させる事ができるため、収納や首掛け時にかさばらない形状に変形が可能。また、イヤーパッドはロック機構を搭載し、ユーザーみずから簡単に着脱とクリーニングができる。

イヤーカップを90度回転させることができる

右ハウジングにコントロールボタンを内蔵しており、ブランドロゴが記されたプレートを押すと再生/停止/曲送り/曲戻し/電話の着信応答、プレートを囲むリングの上下を押すと音量の操作が可能。ハウジングの下部には、電源スイッチ/電源LED/USB端子/3.5mmジャックを搭載。IO-6のみ、ノイズキャンセリングのスイッチもここに配置し、オン/オフ/外音取り込みの3モードを切り替えられる。

右ハウジング下部にスイッチや端子類を配置。IO-6(左)のみノイズキャンセリングのスイッチも搭載し、IO-4(右)には無い

Bluetooth 5.0に準拠し、コーデックはaptX HD/aptX/AAC/SBCに対応。USB Type-C端子によるデジタル接続や、電源オフの状態でも利用可能な3.5mmジャックによるアナログ接続もサポートしている。バッテリー容量は1,100mAhで、IO-6はノイズキャンセリングオン/Bluetooth接続時に最長約30時間、IO-4はBluetooth接続時に最長約60時間の連続再生が可能となっている。

その他、IO-6にはセミハードタイプのトラベルケース、IO-4にはポーチ状のストリングバッグが付属。本体質量は、IO-6が325g、IO-4が320g。カラーバリエーションはアイアン・ブラック/キャラメル・ホワイトの2色。

IO-6(左)はセミハードタイプのトラベルケース、IO-4(右)にはポーチ上のストリングバッグが付属する

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