激しいDJプレイにも耐える高耐久性も追求

テクニクスの定番DJヘッドホン「DJ1200」が最新仕様の新モデルに。新開発ドライバーや着脱式ケーブル採用

編集部:小野佳希
2019年10月08日
パナソニックは、Technics(テクニクス)ブランドより、1996年の発売から2010年の販売終了までに累計50万台以上を売り上げた定番DJヘッドホン「RP-DJ1200」をベースにした新モデル「EAH-DJ1200」を11月15日に発売する。価格は18,000円(税抜)。

EAH-DJ1200

「プロフェッショナルDJが求める性能を満たすDJヘッドホン」をコンセプトに新開発したモデルだと同社は説明しており、CCAWボイスコイルとPEEK振動板を採用した新開発40mmドライバーを搭載。これにより、DJプレイに最適な音質と、低歪み、2,500mWの高耐入力を実現したという。

ヘッドバンド部

さらに、ドライバー前後のエアフローの改良も行うことで「トータルバランスに優れた音質に仕上げた」と説明。また、大音量の環境下で次に流す曲のテンポ(BPM)やピッチをモニタリングしやすいクリアな音質にしているとのこと。加えて、長時間の使用でも聴き疲れしにくい最適な低域と高域のバランスにしているとし、音量を上げすぎなくとも高域を聴き取れるという。同社スタッフによれば「一般的な音楽リスニングでの高音質というよりも、DJプレイに求められる音質を意識した製品になっている」とのこと。

片耳モニタリングが行えるように、ハウジング部にはロック付きの270度回転機構を装備。また、ABS樹脂の一体構造とすることで密閉度と剛性の向上を図っているほか、吸音材も導入して遮音性を高めている。

ロック付きの270度回転機構を装備

折りたたみ可能でキャリングポーチも付属するなど携帯性にも配慮。デザイン面ではターンテーブル「SL-1200MK7」との統一感を図ったマットブラックのデザインにし、ブラックの本体にグレーのロゴを入れている。

折りたたんだところ

ヘッドバンド部とイヤーパッド部には汗などによる劣化に強い合成皮革を採用。加水分解の促進試験においては前モデル比5倍以上の耐久性を実現したという。

前モデルのイヤーパッド(左)よりも汗などに対する耐久性が向上

ハウジング部の270度回転機構には、耐摩耗性の高いステンレス軸とPOMワッシャーを採用するなど、DJプレイの過酷な使用にも耐えられるよう耐久性の向上も図っている。

なお、ケーブルが着脱式になったのもRP-DJ1200からの変更点。L型プラグを採用した約1.5mのカールコード(伸長時約2.2m)と、カジュアルリスニング用の約1.2mのストレートコードが付属する。また、ステレオミニを標準プラグに変換するアダプターも付属する。

ケーブルが着脱式に

カールコードとストレートコードの2種類が付属

再生周波数帯域は8Hz-30kHzで、インピーダンスが45Ω、音圧感度は106dB/mW。コードを除く本体のみの質量は約233g。

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