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独自チップ搭載の「Freebuds 3」

<IFA>ファーウェイ、完全ワイヤレスイヤホンでもアップル対抗。オープン型で世界初となるNC搭載機を披露

2019/09/06 編集部:風間雄介
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独ベルリンで開催されている「IFA2019」一般会期の初日となる6日、ファーウェイのリチャード・ユーCEOがプレスカンファレンスに登壇した。

カンファレンスの中でユーCEOは、同社の完全ワイヤレスイヤホンの新製品として、オープン型でありながらノイズキャンセリング機能を搭載した「Freebuds 3」を発表した。オープン型でNC機能を搭載したのは世界初と同社は説明している。外音にあわせて、アダプティブにNC効果が調整される。15dBまでのノイズ低減が可能という。

「Freebuds 3」とリチャード・ユーCEO。AirPodsに形状は似ている

ホワイトモデルも用意

ゲームなどプレイ時の遅延も190msと、AirPodsの第2世代モデルの220msなどと比べ、さらに低遅延化させた。

オープン型で初のノイズキャンセリング機能を搭載、とアピール

低遅延化でもAirPodsを上回ったとする

イヤホン内部には、同社が独自開発したKirin A1チップを搭載。これにより前述の低遅延化やNC機能などを実現させた。またイヤホン内部には大口径の14mmドライバーを搭載し、音質も高めた。

内部構造

AirPodsへの対抗心を剥き出しにしたプレゼンテーションだった

内部に骨の振動を検知するセンサーを備えるなどの工夫を行い、通話品質も向上させた。自転車で20kmのスピードで走っているときでも、風のノイズを低減して高品位な通話が行えるとアピールした。

なおカンファレンスでは、AirPodsで同じことを行ったデモも再生されたが、こちらはノイズが多く、ほとんど何を言っているか聞き取れなかった。

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