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40周年記念モデル。数量限定

<IFA>ソニー、カセットテープ時代の名機「TPS-L2」デザインの新ウォークマン

2019/09/05 編集部:小野佳希
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ソニーは、“ウォークマン”の40周年記念モデルとして、カセットテープウォークマン「TPS-L2」のデザインを模した専用ケースなどをセットにし、本体には特別ロゴを印刷した「NW-A100TPS」をIFA2019で公開した。欧州では11月に440ユーロでの発売を予定している。数量限定販売になるという。

カセットテープウォークマン「TPS-L2」のデザインを模した専用ケースに入ったウォークマンA100シリーズ

同時発表の新たなエントリーモデルA100シリーズをベースにした特別モデル。本体背面にウォークマン40周年記念特別ロゴを印刷するほか、カセットテープ時代の名機「TPS-L2」のデザインを模した専用ソフトケースが付属する。

ケースを開くとこのようにA100が現れる

本体のパッケージ

また、音楽再生アプリ「W.ミュージック」に、今回新たに「カセットテープスクリーンセーバー」機能を搭載。楽曲を再生して一定時間無操作状態が続くと、再生画面がカセットテープのデザインに変わる。

同機能は同時発表のZX500やA100にも搭載されているが、本機では同機能がデフォルトでオンになっており、専用ケースを装着することで、カセットテープウォークマンそのものであるかのような見た目を実現することができる。

なお、同機能においては、再生している音源によってカセットテープのデザインが変化。MP3などCDクオリティ未満の場合にはノーマルポジション、FLACやPCMなどCDクオリティの場合はハイポジやフェリクローム、DSDなどハイレゾの場合はメタルといった具合に、再生品質によって変化する。

そのほか、外箱もTPS-L2を模した特別デザインを採用。また、2種類の特製ステッカーが付属する。

機能面はベースモデルのA100シリーズ同様で、Android OSを採用。AndroidおよびWi-Fi機能の内蔵によって、サブスクリプション型を始めとする各種音楽配信サービスや動画サービスを本機単独で再生したりコンテンツをダウンロードしたりすることが可能になった。Androidのバージョンは9.0。

また、PCとの接続や充電等用の端子に、長年採用してきた独自のWMポートを廃止し、USB-C端子に変更。USB-Cケーブルも付属させる。

ハイレゾ音源は192kHz/24bitまでのPCMに加えて、DSD 11.2MHzのPCM変換再生も可能。MQA音源の再生にも対応している。また、Bluetoothではハイレゾ相当のデータ量を伝送できるLDACやaptX HDコーデックにも対応する。

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