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24bit/96Hzに対応

TASCAM、リニアPCMレコーダー「DR-07MKII」「DR-05」最新バージョン。タイマー録音機能を新搭載

公開日 2019/07/03 17:50 編集部:平山洸太
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ティアックは、TASCAMブランドのリニアPCMレコーダー「DR-07MKII-VER2」「DR-05 VER3」を7月下旬に発売する。価格はともにオープンだが、DR-07MKII-VER2は14,000円、DR-05 VER3は12,000円での実売が予想される。

「DR-07MKII-VER2」

「DR-05 VER3」

両モデルともすでに発売されている製品に、タイマー録音機能を新たに搭載したもの。音楽練習やコンサート、鉄道の走行音、動画の音声など、様々なシチュエーションで高音質録画を行えるとしている。

新たに追加されたタイマー録音機能では、録音の開始時刻、終了時刻を設定可能。「1回のみ」「毎日」といった動作パターンの設定も行える。これにより、その場に居合わせなくても、鉄道の走行音や定期的なイベントなどが行えるようになるという。

タイマー録音機能を新搭載

DR-07MKIIでは、狙った音の録音に向いており、セッティングを選べるA-B/X-Y両方式に対応した単一指向性のマイクユニットを搭載する。一方DR-05では、A-B方式の無指向性ステレオマイクユニットを搭載する。全周囲の音を均等に集音できるため、置き場所などの影響を受けにくく、セッティングに配慮しなくとも臨場感のある録音が行えるという。

録音可能なオーディオフォーマットは両モデルとも最大24bit/96Hzで、バンド録音も想定した音圧125dB SPLの耐高音圧設計となる。ピークを検出して自動的に最適なレベルを設定するピーク検出機能にも対応する。

液晶表示は日本語に対応しており、操作性に配慮。0.5-1.5倍の再生速度可変機能、音質を調整できる再生イコライザー、曲中繰り返し機能、ファイル分割/消去機能、動画との位置合わせに便利な自働トーン機能なども備える。

日本語で操作できる

そのほか、重ね録音を可能とする非破壊オーバーダビング機能、ボーカルなどを響かせるリバーブエフェクト、自分の演奏録音などに役立つセルフタイマー録音機能に対応する。外形寸法はDR-07MKII-VER2が68W×158H×26Dmm(マイク閉状態)で、DR-05 VER3が61W×141H×26Dmm。また質量はDR-07MKII-VER2が127gで、DR-05 VER3が116g(ともに電池含まず)。

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