AKGは幅広い製品ラインナップをアピール

<ポタ研>JVC「中身はヒミツ」の試作イヤホン3モデル/ゼンハイザーは新イヤモニに注目集まる

編集部:成藤 正宣
2019年02月02日
2月2日、東京・中野サンプラザにて、フジヤエービック主催のポータブルオーディオイベント「ポタ研 2019冬」が開催された。本稿では出展ブースの内、JVCケンウッド/ゼンハイザー/ハーマンインターナショナルブースの模様をお伝えする。

JVCケンウッド

JVCケンウッドは、3Dプリンターを駆使した3モデルの試作イヤホンや、ケーブル、イヤーピースなど、多数の試作品の試聴を行った。

3Dプリンタを駆使した試作イヤホンを3モデル展示。どのような工夫がされているかは伏せられていた

イヤホンのうち2機種は、既存の木製ドライバー搭載イヤホン「WOODシリーズ」をベースにしたもので、外見上の大きな違いは耳側の樹脂パーツを3Dプリンターで新造している点。Aモデル/Bモデルそれぞれで、開口部の数や形状などが異なっている。

もう1機種のイヤホンはハウジング全体を3Dプリンターで造形。MMCXリケーブルに対応させると共に、同社の有線イヤホンでは数少ない耳かけ型の形状としている。いずれのイヤホンも内部の構造や技術などはまだ非公開で、来場者に純粋に音だけを評価してもらう形で試聴を実施。集まった感想は今後の製品開発に活かしていくという。

また、内側にドットを刻んで反射音を制御する同社の「スパイラルドット」をベースにした試作イヤーピースや、4.4mm/3.5mm×2のプラグを備えたバランス接続ケーブルなども出展し、イヤホン同様の試聴を実施。そのほか、フラグシップモデルとして発売中の「HA-FW10000」も専用の試聴スペースが設けられていた。

イヤーピースなどアクセサリーも開発中

フラグシップモデルとして話題の「HA-FW10000」の試聴ブースも

ゼンハイザー

ゼンハイザーは、プロ向けイヤーモニター「IE 40 Pro」、同社初の完全ワイヤレスイヤホン「MOMENTUM True Wireless」、「HD800S」などホームオーディオ向けヘッドホンという3ジャンルで製品を出展。来場者手持ちの機器やブース用意のアンプにて試聴可能としていた。

ヘッドホン/イヤホン/完全ワイヤレスの代表モデルの試聴を用意

昨年12月から発売されているイヤホンの最新モデルIE 40 Proは、10mmダイナミックドライバーと耳かけタイプのハウジングを採用。ライブのような過酷な環境での使用を想定し、装着感や堅牢性を重視した設計となっている。

イヤモニタイプのIE 40 PROは、今後発売される上位モデルにも期待が集まる

また、同社のイヤーモニターとしては、今年1月にアメリカで開催された「The NAMM Show 2019」にて上位モデルの「IE 500 PRO」「IE 400 PRO」が発表されている(関連ニュース)。ブース訪れた来場者からも上位モデルに関する質問が数多く寄せられているとのことで、大きな注目を集めている。ブース担当者によれば、残念ながら発売日や国内価格等は現在調整中で、詳細が決定次第、正式に発表するとのことだ。

ハーマンインターナショナル

ハーマンインターナショナルは、AKGブランドのイヤホン/ヘッドホン/ヘッドホンアンプの試聴スペースを用意している。イヤホンはトップエンドモデル「N5005」「K3003」、価格と音質のバランスが好評の「N40」という音質重視の有線タイプと、利便性やファッション性を重視したBluetoothタイプ「N200 Wireless」「Y100 Wireless」の2ジャンルを展示していた。

AKGは既存モデルの幅広いラインナップを展示

また、ホームユースのヘッドホンとしては、ロングセラーのオープン型ヘッドホン「Q701」とコンパクトな純A級アンプ「K1500」の組み合わせを提案。ポータブル用途には上品な4種のカラーバリエーションを取り揃えるBluetothヘッドホン「Y500 Wireless」と、Bluetoothのノイズキャンセリングヘッドホン「N60NC」という気軽に持ち運べるカジュアルなオンイヤー型ヘッドホンを用意。あらゆるシーンに対応できるラインナップをアピールしている。

音質重視の有線イヤホンからカジュアルに使えるBluetooth製品まで、あらゆるシーンに対応できるラインナップを展示

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