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スイッチ無しオプションも用意

くみたてLab、4段階の低音調整スイッチを搭載した5ドライバーカスタムIEM「KL-Focus」

公開日 2018/10/22 12:00 編集部:成藤正宣
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くみたてLabは、4段階の低域切り替え機能「シーンコントロールシステム」を搭載したカスタムIEM「KL-Focus(フォーカス)」を、10月28日より発売する。本体価格は170,000円(税込)。なお、シーンコントロールシステムを省略したモデルも150,000円(税込)で用意する。

「KL-Focus」

低域に2基、中域に2基、高域に1基のBAドライバーを搭載する、5ドライバー3ウェイ構成のカスタムIEM。シーンコントロールシステムにより低域バランスを調整し、「様々なシーンに“焦点”を合わせる」ことをコンセプトとしている。

超低域の再生能力に優れる2基1組のデュアルBAドライバーを採用。細管構造や2重の音響抵抗、超高密度フィルターなどを組み合わせた強力なアコースティック・ローパスフィルターを駆使することで、音圧ピークを50Hz以下に設定。中低域の過剰な厚みや音のこもり感を低減すると共に、キックやベースの芯や重みを感じられるバランスに仕上げたとする。

また、「シーンコントロールシステム」により、再生する曲のジャンルだけでなく、その日の気分や体調、聴く環境の騒音レベルに応じて4段階の低域量感調整が可能。切り替え段階を明確にすることで、左右の微妙な調整誤差も発生しづらいとしている。シーンコントロールシステム非搭載モデルでも、オーダー時に4つの低音バランスのうち1つを選択できる。

「シーンコントロールシステム」は4段階で低域調整が可能

中域はシングルBAドライバー2基を組み合わせ、負荷を分散することで歪率を低減。ボーカルの際立ちと艶やかさ、明瞭な楽器の音色を再現できるよう何度も試聴テストを重ね、帯域バランスのチューニングを行ったという。高域には、途中から径が拡大する拡張音導管を採用し、中域との相乗効果により広がりと伸びのあるサウンドを実現する。

低域は2基1組で設計されているデュアルBA、中域はシングルBAを2基組み合わせた構成

再生周波数帯域は非公開。インピーダンスは約28Ω〜40Ω(1kHz、シーンコントロールシステムに応じて変動)。

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