COWONのステルスデザインDAPも

<ポタフェス>エレコム、GrandBassなど発売間近の新製品アピール/ヤマハ「聴くVR」いよいよ商品化へ

編集部:風間雄介
2018年07月14日
「ポータブルオーディオフェスティバル2018(ポタフェス)」が7月14日(土)、15日(日)の2日間、東京・秋葉原のベルサール秋葉原にて開催されている。入場は無料。本稿ではエレコム、ヤマハ、COWONなどの出展内容を紹介する。

エレコムは8月発売予定の新製品を展示

エレコムは、重低音の表現力を高めた “GrandBass”シリーズのイヤホンを強くアピールしていた。

“GrandBass”シリーズは、大型ダイナミックドライバーとセミオープン構造を採用するイヤホン。「EHP-GB3000」「EHP-GB2000」「EHP-GB10」の3シリーズがラインナップされており、いずれも8月の発売を予定している。

エレコム “GrandBass”「EHP-GB3000」

最上位の「EHP-GB3000」は9,980円前後で、セミオープン構造となっている。そのダクト部分は、バイクのエンジンをイメージしたというデザインとなっており、かなり未来的な印象だ。

EHP-GB3000は低域用のφ10.5mmダイナミックドライバーと高域用の8mmダイナミックドライバーの2基を同軸配置。これにより、迫力とクリアさを両立した低音を実現したという。

EHP-GB2000は、大口径φ12mmのダイナミックドライバーを備え、PEEK+TPU+PEEKの、三層構造の複合振動板を採用した。本体色はブラックとレッドの2色。マイク無しモデルは4,980円前後。

エレコム “GrandBass”「EHP-GB2000」

シリーズのエントリー機「EHP-GB1000」も

またエレコムは、Bluetoothイヤホン“FAST MUSIC”「LBT-CS100」も出展した。こちらも8月上旬に発売するモデル。シンプルさを追求し、1ボタンのみのシンプルなリモコンマイクを搭載している。ペアリングも電源を入れ、スマートフォンで選択するだけの「2ステップ操作」で行うことができる。

エレコムのBluetoothイヤホン“FAST MUSIC”「LBT-CS100」

ヤマハ「聴くVR」いよいよ商品化へ

ヤマハは、同社独自開発の音源定位技術とチャンネル拡張技術、“超”多チャンネル拡張技術を使ったサラウンド技術、「聴くVR」を展示。いよいよ商品化を検討中という。

少しずつ機能強化しているヤマハ「聴くVR」

なお今回の「聴くVR」には、新たにMUSIC VIDEOモードを追加。ボーカル帯域を画面上に定位するようにしたほか、響かせすぎないチューニングにしているという。

そのほかヤマハでは、HPH-W300、EPH-W53、EPH-200などすでに発売している人気モデルも展示していた。

ヤマハ「HPH-W300」

またFinalブースは、D8000などのおなじみのモデルや、Questyleのアンプなど、おなじみの商品を多数展示していた。

final「D8000」

finalの多彩なイヤホンラインナップもずらりと置かれていた

EARSONICSブランドでは、小岩井ことりさんがさいたまスーパーアリーナのライブで使ったイヤモニを展示。そのほか新製品として、2ピン対応のBluetoothレシーバーを出展。円形の部分にレシーバーや高音質なアンプ、バッテリーなどを内蔵。高品位な出力が求められるイヤモニでも使えるよう工夫したという。価格は3万円台程度になるだろう、とのこと。

小岩井ことりさんがさいたまスーパーアリーナのライブで使ったイヤモニ

EARSONICSの、2ピン対応のBluetoothレシーバー

COWONは新DAP「PLENUE V」展示

COWONブースでは、“ステルスデザイン” のエントリークラスハイレゾプレーヤー「PLENUE V」をメインに展示していた。

COWON「PLENUE V」

PLENUE Vは、まずそのデザインが目を引く。背面や下部が斜めにカットされたような“ステルスデザイン”を採用しており、強烈な個性を放っている。本体色はレッド(Formula Red)とシルバー(Frozen Silver)の2色。

性能面でも抜かりなく、予想実売価格34,800円とエントリー価格帯ながら64GBの内蔵メモリーと最新DACチップ「CS43131」を搭載し、DSDネイティブ再生に対応する。

COWONブランドの完全ワイヤレスイヤホン「CF2」

1MOREは新製品多数

1MOREは、参考出展の新製品を多数用意していた。まずゲーミングヘッドホン “Spearhead VRX Gaming” 「H1006」。9月頃、25,000円程度で発売する予定という。

1MOREのゲーミングヘッドホン “Spearhead VRX Gaming” 「H1006」

H1006はゲーミングヘッドホンとして使えることはもちろん、米nx社の技術をヘッドホンとしては初めて搭載し、ヘッドホンを装着した状態で頭を動かすと、その位置情報をトラッキング。頭の向きなどにあわせて瞬時に定位が変わる。

トラッキングの状態をPC上でモニタリングもできる

デモコンテンツで用意されていたのは、花火大会の音。通常の状態では、前から花火の音が聞こえるのだが、頭を右側に向けると花火の音が左から、左側に向けると音が右から聞こえてくる。ディレイもなく、その場にいるかのような臨場感が得られる。VRコンテンツとの相性も良さそうだ。

そのほか、ゲーミング向けを想定したイヤホン “Spearhead VR” 「E1020BT」も参考出展。ハウジングにLEDが仕込まれており、赤く光るのがいかにもゲーム向けだ。音質面ではデュアルドライバーを搭載しており、また低遅延なことも特徴という。10分で50%まで充電できるクイックチャージも採用している。

1MORE “Spearhead VR” 「E1020BT」

ハイファイオーディオ向けのBluetoothイヤホンでは、LDACにも対応したトリプルドライバーの「E1001BT」を参考出展。ドライバーは2BA+1ダイナミックという構成だ。

「E1001BT」

さらにワイヤードイヤホンでも、チタンコーティングとグラフェンコーティングの振動板を同軸に配置した“stylish”シリーズを参考出展していた。

“stylish”シリーズ

これらのイヤホンは、すべて価格は未定だ。発売時期はいずれも9月頃を予定している。

関連記事