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10月上旬から量産開始

シャープ、業界最高の光出力130mWを実現した緑色半導体レーザー。HMDなどの高輝度化/色再現性の向上に貢献

2018/06/15 編集部:川田菜月
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シャープ(株)は、光出力130mWを実現した緑色半導体レーザー「GH0521DA2G/GH0521DA5G」の量産を、2018年10月上旬から開始する。サンプル価格は10,800円(税込)、月産台数は50万台。

緑色半導体レーザー「GH0521DA2G/GH0521DA5G」

半導体レーザーはHMDなどディスプレイの光源として活用されており、光の三原色である赤色、青色、緑色の中で、特に緑色は他より明るく感じるという人の視感度特性があり、レーザーディスプレイの高輝度化に大きく貢献するとのこと。

今回発表されたモデルは、標準的な直径5.6mmと小型化ニーズに対応する直径3.8mmの2機種を用意。従来モデルの約4.3倍にあたる、業界最高の光出力130mWを実現した。また波長は520nmに長波長化し色再現性を向上、より色鮮やかな映像の表示が可能になるとしている。

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