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直方体デザイン採用

パナソニック、家庭用プロジェクター市場へ再参入。短焦点機を「どなたでも手が届く価格帯」で

公開日 2018/04/03 16:17 編集部:風間雄介
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パナソニックは本日、全録/BDレコーダー “DIGA” 新モデルを発表した。またDIGAと、同社が標榜する「Creative!」製品群との連携についてもアピールされた。

「Creative! SELECTION」は、同社のマーケティングスローガン「Creative! 毎日を、ちょっとクリエイティブに。」を体現した製品に冠せられる。同社が2018年に創業100周年を迎えることを記念し、「次の100年」を見据えた方針や新製品群として、このCreative! SELECTIONを展開していく。

本日の発表会の主役であるDIGA新モデルについては別項でお伝えするが、本項では参考出品された短焦点プロジェクターについて紹介しよう。

参考出品されたプロジェクター。上部のカバーを開けたところ

カバーを閉じたところ

この短焦点プロジェクターは、パナソニック(株)執行役員 コンシューマーマーケティング ジャパン本部 本部長の河野明氏によると、「2018年度、遅くない時期に発売したい」とのこと。同氏は価格について明言しなかったが、「そんなに高くない、どなたでも手が届く価格帯」と述べ、エントリークラスのモデルであると説明した。

カバーを閉じるとインジケーターが現れる

なお同社は、以前 “カジュアルシアター” の名称で、ホームシアター用プロジェクターを精力的に展開していたが、日本では2008年に発売された「TH-AE3000」を最後に、市場から撤退していた。

今回の新製品の本体は直方体で、表面はスピーカーのサランネットのような素材で覆われている。上部のカバーをスライドさせるとレンズが現れる。投写方式が何であるか、また解像度などは明らかになっていない。ただし高輝度設計を施し、リビングなどでも見やすくなっているという。

実際に映像を投写したところ

なお、上部のカバーにはPanasonicロゴなどが刻印されている。

スピーカーを内蔵し、本体だけで映像と音声を楽しめる。また本体下部にHDMI端子×2、USB端子×1、光デジタル音声入力端子×1、3.5mmアナログ音声入力端子×1を用意している。

また本体の側面には、フォーカスを調整するためのスライドレバーを装備。その下には、電源ボタン、ボリュームボタン、インプット切り替えボタンが見える。

本体下部に端子類を装備

フォーカスレバーや各種ボタンを側面に搭載

リモコンにはズームボタンがあることから、電動ズームが可能と思われる。さらにDLNA、ミラーリングの各ボタンがあるため、Wi-Fi経由でDLNA対応機器の映像を出力したり、スマホの画面をミラーリング表示したりすることができると考えられる。

本機のリモコン

まだスペックなどに謎は多いが、正式発表を待ちたい。

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