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オンラインとオフラインを融合

楽天とビックカメラ、新ネット通販サービス「楽天ビック」提供に向け新会社設立

公開日 2017/12/19 10:23 編集部:小澤貴信
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楽天(株)と(株)ビックカメラは、家電分野を中心とした新会社を設立し、2018 年4月よりサービスの提供を開始する。


本件についての基本合意書を本日12月19日付で締結したとして発表を行った。これまでビックカメラは「ビックカメラ楽天市場店」として、楽天が手がけるインターネット通販サイト「楽天市場」に出店して営業を行っていた。両社の強みを活かしたさらに利便性が高いインターネット通販サービスを提供すべく、新会社を設立することになったという。

新会社は、ビックカメラ楽天市場店の基盤を引き継ぎつつ、「楽天ビック」として楽天市場に出店。「ビックカメラならではの競争力のある価格と幅広い品揃えに加え、両社で連携のうえ独自商品の開発も検討する」としている。

また、楽天がこれまで培ったサイト構築のノウハウとビックカメラが有するサービス力を融合させ、インターネット通販でありながらスムーズに設置工事を依頼できるサイトの実現も予定している。

配送に関しては、ビックカメラの物流拠点を活用して当日配送も実施。物流面における両社のさらなる協業の深化も視野に入れ、物流・配送の効率化および高付加価値のサービス提供を推進するとしている。

さらに、オンラインとオフラインの連動も強化。楽天ビックのサイト上でビックカメラの実店舗における商品在庫を確認したり、「楽天ビック」で購入した商品をビックカメラの実店舗で受け取ることのできるサービスの提供も目指す。また、ビックカメラの実店舗で「楽天スーパーポイント」を利用したり、貯めたりできるようにする。

楽天とビックカメラは今後も協業を深め、インターネット通販と実店舗のシームレスな連携強化を進めると共に、楽天ビックの運営を越えて幅広い協業について引き続き協議していくとしている。

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