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「WS660BT」も

オーディオテクニカ、ワイヤレスNC+ハイレゾ対応ヘッドホン“SOLID BASS”「WS990BT」

公開日 2017/10/05 15:30 編集部:風間雄介
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オーディオテクニカは、“SOLID BASS”シリーズの新モデルとして、ワイヤレスでノイズキャンセリング機能も備え、ハイレゾにも対応した「ATH-WS990BT」を11月10日に発売する。価格はオープンだが25,000円前後での販売が予想される。

オーディオテクニカ “SOLID BASS” 「ATH-WS990BT」

「ATH-WS990BT」(ブラックレッド)

また同じくSOLID BASSの新モデルとして、「ATH-WS660BT」も同じく11月10日に発売する。本機はワイヤレスヘッドホンで、ノイズキャンセリングやハイレゾには非対応。価格はオープンだが15,000円前後での販売が予想される。

「ATH-WS660BT」(ブラックゴールド)

両機ともキレのある重低音を実現する“SOLID BASS”シリーズの新製品として展開する。

ワイヤレス+NC+ハイレゾの「WS990BT」

WS990BTは上述の通り、キレのある低音とハイレゾ、ノイズキャンセリング、ワイヤレスに対応したことが特徴。本体色は「ブラック」と「ブラックレッド」の2カラーで展開される。

「WS990BT」(ブラック/ブラックレッド)

ドライバーはφ53mmの“ディープ・モーション”ドライバー。ポータブル性を重視したコンパクトなボディに大口径ドライバーを備えている。

ノイズキャンセリング機能では、収音マイクと収音孔の位置関係を工夫することで自然なノイズキャンセリング空間を実現。ノイズキャンセリングと解像感に優れた低域の両立を実現した。

同社によると「ノイズキャンセリング機能は、あくまで音楽を楽しむ妨げとなる騒音をカットすることを目的としている。ノイズキャンセリングの対象となる騒音の帯域と、豊かな重低音を担う帯域は重なるため、騒音をカットしつつ低域再現が損なわれないようにノイズキャンセリングは必要十分な程度になるようにチューニングしている」とのことだった。

WS990BTは左ハウジングの下部にNC切り替えなど各種ボタンを搭載

NC切り替えはタッチボタンで行う。このボタンでヒアスルー機能のオンオフもできる

またノイズキャンセリングをオンにしている際には、ヘッドホンを耳から外すことなく周囲の音を確認できる「ヒアスルー機能」も使用できる。「NC」タッチボタンを2回続けてタッチするとノイズキャンセリングのオン/オフが、長押しするとヒアスルーのオン/オフが切り替えられる。

Bluetoothはバージョン4.1で、SBC/AAC/aptXコーデックに対応。対応しているプロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSPとなる。

またバッテリー持続時間も長く、BluetoothのみON時には約30時間のワイヤレスリスニングが可能。BTとNCをともにONにした際の使用可能時間は最大約25時間。なお充電時間は約5時間となる。

さらに有線接続時にはハイレゾに対応。再生周波数帯域は5Hz-40kHz、出力音圧レベルは101dB/mW、インピーダンスは30Ω。

スイーベル機構によりフラットできる

筐体は剛性が高く、不要共振を抑えるアルミニウムエンクロージャーを採用。歪みの少ない中高域を引き出すという。

イヤーパッドは、硬さが異なる2層のクッション材を採用した2レイヤード・イヤパッドを採用し、装着感を高めた。

片側のレイヤーは硬めの「アコースティック・レイヤー」で、耳とドライバーの間に一定の音響空間を作り出す。もう片側は「フィッティング・レイヤー」で、ソフトなクッション材によって快適な装着感が得られる。

さらに持ち運びに便利なスイーベル機構も備えている。本体質量は約300g。

■低音充実のBluetoothヘッドホン「WS660BT」

「WS660BT」はSOLID BASSならではの低音を実現したワイヤレスヘッドホン。本体カラーは「ブラックゴールド」「ブラックレッド」「ガンメタリックブルー」の3色展開となる。

「WS660BT」(ブラックゴールド/ブラックレッド/ガンメタリックブルー)

上位機のWS990BTと同様、φ53mmの“ディープ・モーション”ドライバーを採用。大型ドライバー搭載で、コンパクトな筐体ながら深くインパクトのある低音を再生する。

「ATH-WS660BT」(ブラックレッド)

ワイヤード接続も可能で、バッテリーがなくなってもケーブルがあれば音楽を聴き続けられる。ただしハイレゾには非対応。再生周波数帯域は8Hz-29kHzで、出力音圧レベルは100dB/mW。インピーダンスは38Ω。

WS660BTもボタン類は左側のハウジング下部に配置

イヤーパッドについてもWS990BTと同じく、硬さが異なる2層のクッション材を採用した2レイヤード・イヤパッドを採用している。

WS660BTのイヤーパッド部

本機は折りたみ機構を採用。コンパクトに折りたたんで収納できる

Bluetoothはバージョン4.1で、対応コーデックはSBC、AAC、aptX。プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSPとなる。

バッテリー持続時間はさらに長く、最大約40時間の再生が行える。本体質量は約220g。

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルヘッドホン(単体)
  • ブランドAUDIO‐TECHNICA
  • 型番ATH-WS990BT
  • 発売日2017年11月10日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格25,000円前後)
【SPEC】●通信方式:Bluetooth標準規格Ver.4.1準拠 ●最大通信距離:見通しの良い状態で10m以内 ●使用周波数帯域:2.4GHz帯(2.402〜2.480GHz) ●変調方式:FHSS ●対応Bluetoothプロファイル:A2DP、AVRCP、HFP、HSP ●対応コーデック:aptX、AAC、SBC ●対応コンテンツ保護:SCMS-T方式 ●伝送帯域:20Hz〜20kHz ●型式:密閉ダイナミック型 ●ドライバー:φ53mm ●出力音圧レベル:101dB/mW ●再生周波数帯域:5Hz〜40kHz ●インピーダンス:30Ω ●充電時間:約5時間 ●使用可能時間:連続通信(音楽再生・BT/ON・NC/ON時):最大約25時間、BTのみ使用時 最大約30時間 ●連続待ち受け:最大約1,000時間 ●質量:約300g
  • ジャンルヘッドホン(単体)
  • ブランドAUDIO‐TECHNICA
  • 型番ATH-WS660BT
  • 発売日2017年11月10日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格15,000円前後)
【SPEC】●通信方式:Bluetooth標準規格Ver.4.1準拠 ●最大通信距離:見通しの良い状態で10m以内 ●使用周波数帯域:2.4GHz帯(2.402〜2.480GHz) ●変調方式:FHSS ●対応Bluetoothプロファイル:A2DP、AVRCP、HFP、HSP ●対応コーデック:aptX、AAC、SBC ●対応コンテンツ保護:SCMS-T方式 ●伝送帯域:20Hz〜20kHz ●型式:密閉ダイナミック型 ●ドライバー:φ53mm ●出力音圧レベル:100dB/mW ●再生周波数帯域:8Hz〜29kHz ●インピーダンス:38Ω ●充電時間:約5時間 ●使用可能時間:連続通信 最大約40時間 ●連続待ち受け:最大約1,000時間 ●質量:約220g