コーエーテクモによるVRマシンなども

<VR・ARワールド>広視野角VR HMDや “触れるVR” など多彩な展示。AI応用8Kアップコンバートも

編集部:小野佳希

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2017年06月28日
コンテンツビジネスの総合展示会「コンテンツ東京2017」が開幕。同イベント内に特設された「VR・ARワールド」から、本稿ではパナソニックをはじめとする各社のVRヘッドセットや、コーエーテクモによるVRマシン、超音波を利用した“触れるVR技術”、AIを使った8Kアップコンバート技術など、ハードウェア関連の話題をレポートする。


■パナソニックの広視野角モデルやPC/スマホ不要なオールインワン型など様々なVRヘッドマウント

オーディオビジュアルファンにも馴染みのブランドであるパナソニックは、カレーグレーディングなど4K/HDRコンテンツの制作技術を持っていることをアピール。また、220度の広視野角でVRを体験できるヘッドマウントディスプレイや360度全天球カメラシステムも展示している。

ビエラやUHD BD対応ディーガなどで4Kコンテンツを再生

ヘッドマウントディスプレイは今年のCESにも出展していたもので、「おそらく今回が国内初展示ではないか」(説明員)とのこと。従来型のヘッドマウントディスプレイが視野角90度〜110度程度であるのに対し、本機では220度という広視野角を実現した点が大きな特徴だ。

パナソニックが参考展示していた広視野角ヘッドマウントディスプレイ

大まかに言うと、PCをマルチディスプレイで使うように、3枚のディスプレイを使用しているようなイメージ。独自の非球面レンズと画像処理技術、そしてテレビで培ったデジタル技術によって、繋ぎ目に不自然さを感じさせない処理を実現している。実際に体験してみると、自分の斜め前方から横方向にかけてコンテンツが回り込んで見えることでVRの没入感もグッと高まる印象を受けた。

従来よりも広視野角を実現

360度カメラは、カメラユニット「AW-360C10」とベースユニット「AW-360B10」からなるシステム。4K/30Pでの映像撮影ができるほか、撮影環境にあわせて4系統のカメラ映像の露出およびホワイトバランスを協調制御する機能も備えている。また、接合部の被写体を自動検出しスティッチング位置を常時変更することで継ぎ目のない映像を生成できる「リアルタイム動的スティッチング機能」も搭載している。

360度カメラ

またクリーク・アンド・リバーが扱う「IDEALENS K2+」や、Pico Technology Japanが発売を予定している「pico neo」「pico goblin」などをはじめ、パナソニック以外も各社が様々なVRヘッドマウントディスプレイを出展していた。

pico neo

なお、この3製品はいずれもPCやスマートフォンを接続する必要がないオールインワン型の端末で、ディスプレイ解像度は2,560×1,440。IDEALENS K2+はCPUにサムスンの最上位プロセッサーExynos7420を、pico 2モデルはSnapdragon820を搭載している。picoは「neo」が上位機でRAMやROMが増強されているほか、スタンドアローンだけでなくPCと接続しての使用にも対応している。

■三国無双やDEAD OR ALIVE XTREMEを楽しめるVR筐体

「信長の野望」などのゲームで知られるコーエーテクモは、PS VRを組み込んだ多機能VR筐体「VR SENSE(VRセンス)」を展示。ゲームセンターやアミューズメント施設などへの設置を想定したシステムで、多機能3Dシート、香り機能、タッチ機能、風機能、温冷機能、ミスト機能によってユーザーの五感を刺激するという。

VR SENSE

ヤマハ独自の立体音響技術「ViReal」

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