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サービス事業が大幅に増収

アップル、年末商戦含む1Q売上は史上最高の784億ドル。iPhone販売も過去最高

公開日 2017/02/01 13:32 編集部:川田菜月
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米アップルは、2016年12月31日に終了した2017年第1四半期の業績を発表した。

同期の売り上げは約784億ドル(1ドル113円計算で8兆8,592億円)と過去最高記録を達成。売上高の約64%は米国外での販売が占めている。純利益は約179億ドル(同2兆227億円)となった。

前年同期の売上高は約759億ドル、純利益は約184億ドルだったため、増収したものの減益となった売上総利益は38.5%と前年同期の40.1%から減少した。

地域別に見ると、中国のみ売上げを落としているが、アメリカ、ヨーロッパ、日本、その他アジア太平洋の地域は増加しており、全体売上げも増加。特に日本では前年比で約20%増加している。

製品別では、iPhone、サービス、Mac、Apple Watchが過去最高の売上を記録したと発表。iPhoneは7,829万台を販売し、前年同期の7,478万台に対して約5%の増加。Macも538万台と前年比で約1%微増している。特にApp StoreやAppleMusicなどサービス事業からの利益が大幅に伸びており、前年比約18%増となっている。

なおiPadは前年同期に1,613万台を販売したが、今期は1,309万台と約19%減少。Apple Watchの売り上げは好調とのことだが具体的な販売台数は開示されなかった。またAppleTVやBeats、iPod、アクセサリーなども含めた「その他製品」カテゴリー全体は前年比で約8%減となった。

第2四半期の収益予想としては、売上高は515億ドル〜535億ドル、利益率は38〜39%を見込んでいる。

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