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CinemaMaster Video+テクノロジー搭載

BenQ、THX HD規格認証のフルHD DLPプロジェクター「HT6050」。実売37万前後

2017/01/11 編集部:押野 由宇
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ベンキュージャパンは、THX HD規格認証のフルHD対応DLPプロジェクター「HT6050」を2月24日(金)より発売する。価格はオープンだが、実売価格は370,000円前後が予想される。

HT6050

フルHD(1920×1080)に対応するDLPプロジェクターで、6倍速のRGBRGBカラーホイールを搭載。輝度は2,000ルーメン、コントラスト比は50,000対1。画面サイズは35〜205型に対応し、約3.41mで100インチが投射可能となっている。

THX HDディスプレイ規格認証を取得。同規格の取得のために18ヶ月以上の開発期間をかけ、500点以上のデータポイントを含む200回のTHX試験場でのテストを受けているという。その結果として、Rec.709色精度、精密なガンマ、理想的な色温度、高度な均一性、ネイティブのスーパー高コントラスト比、そしてTHXモード映像モードが選択できるとしている。

また映像のカラーレスポンスに関する国際規格Rec.709に適合させるために、ISFキャリブレーション訓練を受けた専門技術者によるテストを実施。ソフトウェアの最適化や品質管理などを徹底することで、HDTV色精度を忠実に再現する性能を確保している。

ビデオ強化テクノロジー「CinemaMaster Video+」を搭載しており、補間フレームの挿入でシームレスに映像を描写する「モーション・エンハンサー」、複雑なカラーアルゴリズムを調節して微妙な色素を再現する「カラー・エンハンサー」、物体と背景の色の変化を検出すして鮮鋭なエッジを生成する「ピクセル・エンハンサー」、人肌の色合いの変色を防ぐ「フレッシュ・トーン」といった機能で高度な映像表現を実現する。

さらにクラス最高のフィルファクターにより、各画素により多くの光を照射して細かな部分の鮮明度を向上したとのこと。光学レンズには優れた光透過性を持つ最上級ガラスを使用しており、独自開発の低分散レンズコーディングにより色収差を最小限に抑えているという。

1.25倍の光学ズームレンズを採用し、上下-15〜55%・左右±5%のレンズシフトに対応。マニュアル台形補正は縦手動で、±30度の補正に対応する。標準で搭載されるスタンダードレンズのほか、オプションとしてワイドフィックスレンズ、ワイドズームレンズ、セミロングレンズ、ロングズームレンズが用意される(受注生産品)。

入力はHDMI端子(v1.4a)を2系統装備 (うち1つはMHL対応)。そのほか、ミニD-sub15ピンを1系統、ビデオコンポジット端子(RCA)を1系統備える。3D対応で、オプションに3D専用メガネもラインナップされる。

端子部は本体背面に配置

外形寸法は431W×167H×321Dmm、質量は約8.8kg。

【問い合わせ先】
ベンキュージャパン テクニカルサポートセンター
TEL/0570-015-533

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルDLPプロジェクター
  • ブランドBenQ
  • 型番HT6050
  • 発売日2017年2月24日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格370,000円前後)
【SPEC】●投射方式:DLP ●画素数:フルHD(1920×1080) ●対応解像度:VGA(640×480)〜WUXGA_RB(1920×1200) ●輝度:2000ルーメン ●画面サイズ:35〜205型 ●投射距離:100インチ→約3.41〜4.27m ●ズームレンズ:1.25倍 ●コントラスト比:50000対1 ●色再現性:フルカラー約10億7000万 ●光源:最大約2500時間(標準)、最大約3500時間(エコノミー)、最大約6000時間(スマートエコ) ●入力端子:HDMI端子×2(うち1つはMHL対応)、ミニD-sub15ピン×1、ビデオコンポジット端子(RCA)×1 ●消費電力:最大370W ●外形寸法:431W×167H×321Dmm ●質量:約8.8kg