レノボからは世界初のアトモス対応PC

<CES>拡大するドルビービジョン・アトモスの世界。'17年は各社から対応機が続々登場へ

編集部:小野佳希
2017年01月10日
米ラスベガスで開催された国際家電見本市 2017 International CES。ドルビーラボラトリーズは、各国から集まったメディアに向けてドルビービジョンとドルビーアトモスの採用実績が広がっていることをアピールした。


今回のCESでは、ソニーが有機ELテレビ「A1E」でのドルビービジョン対応や、既存モデルもフラグシップ機「Z9D」のアップデートでのドルビービジョン対応などを発表。ドルビービジョン対応機を手がけるメーカーとして新たに加わった。またソニーは、ドルビーアトモス対応のAVアンプやサウンドバーも発表している。

ドルビービジョンの歴史を紹介

他メーカーでは、LGもドルビービジョンとドルビーアトモスに対応する有機ELテレビを2017年に発売することを表明。Ultra HD Blu-rayプレーヤー「UP970」を今年中にドルビービジョン対応アップデートさせることも発表した。

LGのテレビなどでデモ

さらに、フィリップスやTCLなども対応テレビやUHD BDプレーヤーを新たに発表。世界的に対応モデルが広がっている。

ドルビーのブースでのデモには、OPPOのプレーヤー「UDP-203」を使用。同機は2017年中にアップデートでのドルビービジョン対応が発表されているが、そのファームウェアを一足先に適用させた機器でのHDR再生デモを体験することができた。

OPPO UDP-203

なお現地では、そのOPPOのシニアプロダクトマネージャーであるChristopher M. Vick氏にも会い、上記UDP-203のアップデートは無料であることなどを聞くことができた。OPPOは上位機と思われる「UDP-205」の発売も予告しているが、こちらについては「ESS SABREの新DACを採用し、2017年のなるべく早い時期に出したいと思っている」とのことだった。

Christopher M. Vick氏

また、ハードウェアメーカーだけでなく、ソフト側でもライオンズゲート、ユニバーサルピクチャー、ワーナー・ブラザーズがドルビービジョン採用のBDソフトを2017年前半に発売すると発表。配信サービスでは、NetflixやVudu、日本のひかりTVなどがBDソフトに先行する形でドルビービジョン作品を配信しており、ハード、ソフトの両面での採用が進んでいる。

そしてドルビーアトモスには、レノボが世界初のドルビージョン対応ノートPC「Y720」「Y520」の新たに発表。前述のようにソニーのAVアンプとサウンドバーもドルビービジョン対応であり、LGの有機ELテレビはドルビービジョンだけでなくドルビーアトモスもサポートする。ドルビーのブースでは、これらの紹介や実際のデモによって、同社最新技術の世界が着実に拡大していることをアピールしていた。

レノボのドルビーアトモス対応PC「Y720」

関連記事