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通常照明下でも鮮明な映像を楽しめる

<CES>ソニーの4K/HDR対応 超短焦点プロジェクターを体験。開発者にもインタビュー

公開日 2017/01/07 10:49 折原一也
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ソニーがCES 2017のプレスカンファレンスでHDR対応モデルとして大々的に発表した製品のひとつが「VPL-VZ1000ES」だ。

ソニー「VPL-VZ1000ES」

ネイティブ4K(4096×2160ドット)のSXRDパネルに2,500lmのレーザー光源を組合せ、HDR表示に対応するモデル。超短焦点プロジェクターながら「VPL」という型番を冠していることからも分かるとおり、画質にもこだわったモデルだ。その詳細と企画意図をソニーでプロジェクター開発を手がける池浦一賢氏・鈴木梨津子氏に直撃した。

ソニーでプロジェクタを手がける鈴木梨津子氏(左)、池浦一賢氏(右)

「VPL-VZ1000ES」は、ホームシアター用プロジェクターと同じラインナップのなかで展開する新商品。日本では主に業務用として展開していた「VPL-GTZ1」(※北米ではコンシューマ向けにも展開された)に次ぐモデルと位置づけられる。型番の「Z」はレーザー光源を表しているという。

キャビネットに収めて壁につけて設置。約6インチ(16cm)の距離から100インチ 16対9の映像を投写可能

「プロジェクターは設置が大変というイメージがあると思いますが、VPL-VZ1000ESは本当に“持ってきて、机の上に置いて、スクリーンに映すだけ”で使えるということを訴求しています。アメリカをメイン市場に位置づけた製品で、アメリカの標準的なキャビネットに乗せて使っていただける作りになっています」(鈴木氏)とのこと。

鈴木梨津子氏

似たような形状の超短焦点4Kプロジェクターとして同社にはLifeSpace UXの「LSPX-W1S」があり、実際に共通したデバイスを使っている部分もあるが、内部的には各所の新規設計で小型化が行われた。

池浦一賢氏

「光学系を新規設計して小型化しています。超短焦点の投射は、青のレーザーで白色を作って中でカラーフィルターでRGBに分け、パネルに合わせて投射レンズで非球面レンズを通し反射して出している仕組みです」(池浦氏)。最短投射距離は壁ピタで80インチ、最大が25cmの位置から120インチと、リビングでも使いやすい。

ブースでのデモンストレーションではアメフトの試合を上映。4K/SXRDのプロジェクターとして十分解像感のある映像と、高コントラスト・広色域のビビッドな映像を体験することができた。照明下でも鮮明な映像を表示できるのもメリット。ライフスタイルとの親和性も高そうだ。なお、デモンストレーションはアンチアンビエントの上からの光をカットして、下からの投射光を反射する配光スクリーンで上映していた。

暗室によるデモではシアタープロジェクターとしての画質を発揮していた

米国での販売価格は24,999ドルと、ホームシアター用としては十分通用するプライス。日本での展開も気になるモデルだ。

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