HOME > ニュース > ソニー、テレビ台の余ったスペースに置ける小型ワイヤレスアクティブスピーカー「HT-ZR5P」

「ワイヤレスサラウンド」機能にも対応

ソニー、テレビ台の余ったスペースに置ける小型ワイヤレスアクティブスピーカー「HT-ZR5P」

公開日 2016/08/30 13:06 編集部:小野佳希
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ソニーは、左右をワイヤレスで設置でき、別売のサウンドバーなどと組み合わせる「ワイヤレスサラウンド」機能にも対応するテレビ用アクティブスピーカー「HT-ZR5P」を10月15日より発売する。オープン価格だが、50,000円前後での実売が予想される。

HT-ZR5P

設置イメージ

CDジャケットとほぼ同じ面積のコンパクトなスピーカーで、左右のスピーカー間をワイヤレスで接続できる。ARC対応のHDMI端子を備え、HDMIケーブルでテレビと接続しての使用を想定している。なお光デジタル端子は非搭載で、テレビ側がARC非対応の場合はステレオミニ端子で接続して使用する。

背面にHDMI端子やUSB端子、左右ペアリング用のボタンなどを装備

まったく同じスピーカーが2個セットになっており、両スピーカーを5GHz帯を使ってワイヤレス接続。テレビとの接続の際にはLチャンネル側が親機となり、そちらだけをテレビとHDMI接続すればよい。なお駆動には左右それぞれに電源が必要。そのほかペアリングを解除して、どちらか1個をモノラルスピーカーとして利用するといったこともできる。

天面に電源ボタンやボリュームボタンを装備

スピーカーとしては2ウェイ構成で、デュアルパッシブラジエーターも搭載。テレビ台の余ったわずかなスペースを活用できるようコンパクトな筐体にしながらも、豊かな低域とラウドネスを追求したという。

同時発表の「HT-CT790」や「HT-XT2」を始めとした対応機器とワイヤレスで接続してマルチチャンネル環境を構築できる「Wireless Surrond」に対応。スマートフォンアプリ「SongPal」を用いて、本機をワイヤレスのリアスピーカーとして利用することができる。

サウンドバーなどと組み合わせて本機をマルチchのリアスピーカーとしてワイヤレスで利用可能

また、「Wireless Multi-room」にも新たに対応。同機能対応の他スピーカーや本機を組みわせて複数のスピーカーで同じ音楽を再生できる。加えて、「Wireless Stereo」にも対応しており、この機能によって左右をワイヤレス接続してステレオ再生している。

ワイヤレスマルチルームにも対応

USB端子を備え、USBメモリ内などの音楽ファイルも再生可能。本機のスピーカー自体はハイレゾ対応仕様ではなく、またPCM変換となるが、最大5.6MHz DSD再生に対応する。なお音楽ファイルはリニアPCMとFLACのみ対応となる。

なおSongPalアプリを用いればサウンドフィールドの選択なども可能。「ヒップホップ」モードが従来よりも映画などの再生に適するようチューニングを変えているという。

Bluetoothにも対応し、NFCでのワンタッチペアリングや、最大でSBCの約3倍のデータ量を伝送できるBluetoothコーデック「LDAC」に対応。96kHz/24bit相当のデータ量もワイヤレス伝送して再生できる。なおLDAC以外のコーデックはSBCとAACに対応している。

加えてGoogle Castにも対応。Tuneinなど各ミュージックサービスを直接受信して再生できる。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
製品スペックやデータを見る
  • ジャンル完結型ホームシアターシステム
  • ブランドSONY
  • 型番HT-ZR5P
  • 発売日2016年10月15日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格50,000円前後)
【SPEC】●実用最大出力:120W(フロント…40W+20W、1台あたり) ●使用ユニット:フロント…トゥイーター:14mmソフトドーム型/ウーファー:アコースティックサスペンション型,70mmコーン型、サブウーファー…パッシブラジエーター×2 ●入出力端子:HDMI出力1、アナログ音声入力×1、USB、LAN ●Bluetooth対応コーデック:LDAC/SBC/AAC ●消費電力:約30W(待機時 約0.5W以下、1台あたり) ●外形寸法:約101W×161H×101Dmm(1台あたり) ●質量:約1.7kg(1台あたり)