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“MusicCast”機能に対応するモデル

ヤマハ、16基ビームスピーカー内蔵の4K対応Wi-Fiサウンドバー「YSP-2700」

公開日 2016/07/28 13:00 編集部:杉浦 みな子
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ヤマハは、同社が展開する高品位サウンドバー“YSP”シリーズの新モデルとして、「YSP-2700」を9月上旬に発売する。価格はオープンだが、120,000円前後での実売が予想される。

YSP-2700

テレビと組み合わせたところ

サウンドバー部とサブウーファー部による2ユニット型の製品で、従来モデル「YSP-2500」の上位に位置づけられる。なお、YSP-2500の後継機というわけではなく、YSP-2500の販売は継続する。

Wi-Fiを内蔵し、ヤマハの対応製品同士でマルチルーム再生が行える“MusicCast”機能に対応する製品であることがポイント。MusicCastは、1つのWi-Fi搭載オーディオ機器が「オーディオアクセスポイント」になり、他のMusicCast搭載機器同士を連携させてオーディオのマルチ再生が行えるもの。設定やルームごとの再生切り替えは、専用アプリ「MusicCast CONTROLLER」からの操作に対応する。

MusicCast機能に対応する

サウンドバー部には、3系統のHDMI入力端子と1系統のHDMI出力端子を装備しており、それぞれ4K/60p(4:4:4)映像の伝送に対応。さらに新しくHDCP2.2規格に準拠している。そのほか、光デジタル/同軸デジタル/アナログRCA端子も1系統ずつ装備。また、サブウーファー出力端子も備えている。サブウーファー部は、10cmのコーン型ウーファーを2基搭載する仕様。出力は実用最大出力75Wを確保している。

サウンドバー部

サブウーファー部

サウンドバー部の内部には、2.8cmのコーン型ビームスピーカーを16基搭載しており、従来と同じく音をビーム化して壁に反射させることで高品位なバーチャルサラウンドを創出する機能に対応。7.1ch相当のバーチャルサラウンド再生が行える。

加えて音声機能としては、ヤマハ独自の音場創生技術「シネマDSP」も搭載しており、10種類の音場プログラムを装備。また、圧縮音源を補間して高品位な再生を行う「ミュージックエンハンサー」機能も搭載している。

【問い合わせ先】
ヤマハお客様コミュニケーションセンター
オーディオ・ビジュアル機器ご相談窓口
TEL/0570-01-1808(ナビダイヤル)
TEL/053-460-3409(携帯電話、PHS)

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルフロントサラウンドシステム
  • ブランドYAMAHA
  • 型番YSP-2700
  • 発売日2016年9月上旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格120,000円前後)
【SPEC】●実用最大出力:32W(1kHz、10%THD、4Ω) ●入力端子:HDMI ×3(HDCP2.2対応)、音声…アナログ×1/光デジタル×1/同軸デジタル×1 ●出力端子:HDMI×1(HDCP2.2対応)、サブウーファー出力×1、ほか ●Bluetoothバージョン:Ver 2.1+EDR ●対応プロファイル:A2DP/AVRCP ●対応コーデック:SBC/AAC ●スピーカーユニット:2.8cmコーン型(防磁)×16 ●インピーダンス:4Ω ●再生周波数帯域:500Hz〜22kHz ●消費電力:24W(待機時 最小0.3W) ●外形寸法:944W×70H×154Dmm(スタンド装着・アンテナ水平時)、944W×110H×154Dmm(スタンド装着・アンテナ直立時)、944W×51H×154Dmm(スタンド未装着・アンテナ水平時)、944W×91H×154Dmm(スタンド未装着・アンテナ直立時) ●質量:4kg