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4Kテレビ累計出荷100万台突破

'16年2月の4Kテレビ出荷台数は前年比260.1%。薄型テレビの4K率初の2割超え

公開日 2016/03/24 17:50 編集部:伊藤 麻衣
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JEITA(一般社団法人 電子情報技術産業協会)は、2016年2月の民生用電子機器国内出荷実績を発表した。


2月の国内出荷金額は991億円(前年比96%)と2ヶ月ぶりのマイナスとなった。分野別に見ると、映像機器は495億円(前年比103.4%)と2ヶ月連続でプラスとなったのに対し、音声機器は48億円(前年比79.6%)で4ヶ月連続、カーAVC機器は447億円(前年比90.9%)で3ヶ月連続のマイナスとなった。

国内出荷台数については、薄型テレビ全体で38.1万台(前年比85.6%)だったが、37〜49型が12.3万台(同119.1%)、50型以上が5.2万台(同102.8%)と、大型モデルは伸びたかたちとなっている。4Kテレビは7.8万台(前年比260.1%)と大幅に伸び、薄型テレビ全体に占める割合は20.5%と、4K化率が初めて2割を超えることとなった。また、2011年の4Kテレビ発売開始以来の累計出荷台数が107.4万台となり、100万台を突破した。

BDレコーダー/プレーヤー全体では19.2万台(前年比90.6%)。内訳はBDレコーダーが14.5万台(同87.6%)、プレーヤーが4.7万台(同101.4%)で、プレーヤーの台数に伸びが見られる。

また、ステレオセットは3.6万台(前年比125.9%)で3ヶ月ぶりにプラスに転じたが、スピーカーシステムは1.8万台(前年比95.4%)と、20ヶ月連続でマイナスとなった。

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