HOME > ニュース > <ポタ研>ベンチャークラフト、ハイレゾDAP「VALOQ」のホワイトモデル/ゲート、OMEGAシリーズのイヤホン

AKG「K1200」をポタアンで鳴らすデモも

<ポタ研>ベンチャークラフト、ハイレゾDAP「VALOQ」のホワイトモデル/ゲート、OMEGAシリーズのイヤホン

公開日 2016/02/13 21:10 編集部:小澤貴信
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2月13日に中野サンプラザにて開催されている「ポータブルオーディオフェスティバル(ポタ研)」。本記事ではゲート、バイオスケール、ベンチャークラフト、マス工房、Jaben Networkのブースの模様をお伝えする。

ゲート

ゲートは、昨年末に発売した露Fischer Audioの“OMEGA”シリーズと“Consonance”シリーズのイヤホン、そしてアイサウンドが手がけるMUIXブランドのイヤホンを出展した。

OMEGAシリーズのトップエンドとなる「Omega Twin」は、口径7mmと9mmのダイナミックドライバーを1基ずつ搭載するデュアルダイナミック型モデル。「Omega Spark」は、7mmダイナミックドライバーを1基搭載。エントリーモデルの「Omega Ace」は、9mmダイナミックドライバーを1基搭載する。“Consonance”シリーズの「Consonance mini」は、口径6mmの小型ダイナミックドライバーを搭載。快適な装着性にもこだわったというモデルだ。

「Omega Twin」

「Consonance mini」

MUIXの「IX1000」は、独自の“デュアルサウンドシステム”機能を搭載するカナル型イヤホンだ。独自のAir Cycle Control Technologyにより、筐体の表面にあるサウンドコントローラースイッチを操作することで、音質を切り替えてることができる。音質モードは、バランス重視の「Flat Sound」と、低域を強化した「Avtive Bass」を備えている。

「IX1000」


ベンチャークラフト

ベンチャークラフトは、ハイレゾポータブルプレーヤー「SounDroid VALOQ」のホワイトバージョンを参考出展した。本機は382kHz/24bit PCMや5.6MHz DSDなどのネイティブ再生が可能。サンプリングレートコンバーターを内蔵し、44.1kHz/16bitなどの音源をDSDにアップコンバートして再生することも可能だ。また、本機のオペアンプをOPA627BMに交換したモデルも出展していた。

「SounDroid VALOQ」ホワイトモデル



バイオスケール

バイオスケールはBispaブランドの各種ケーブルやヘッドホンアンプを出展。「<煉>BSP-HPCL-UTCEPMM4」は、4極GND分離接続に対応した3.5mm端子を搭載するリケーブル。ケーブル部はUPCCOF導体+厚銀メッキ仕様のツイストケーブルを採用。イヤホン側はMMCXプラグを備えている。

「<煉>BSP-HPCL-UTCEPMM4」

ヘッドホンアンプ「BSP-PHPA-05SPA」も参考出展。本機はVA-GND機構の搭載により、4極GND分離出力にも対応する。単四電池4本で駆動し、ゲインはロー/ハイの2段階で切り替え可能だ。

「BSP-PHPA-05SPA」

同社オリジナルのMMCXプラグ

同社オリジナルのMMCXプラグ「BSP-MMCX-MPGASS3」は、ボディ径を5.5φとしたことで、様々なヘッドホンやイヤホンとの組みあわせが可能。プラグ部に段差を着けており、着脱のしやすさも考慮されている。


マス工房

マス工房は、90年代から2000年代前半にかけて長らくAKGのトップモデルとして君臨した「K1000」をポータブルヘッドホンアンプで鳴らすというデモを行った。このヘッドホンは能率が74dB/1mWと非常に鳴らしづらく、専用ケーブルを介してオーディオ用のアンプと組み合わせて鳴らすことが推奨されていたという。ブースでは本機とポータブルヘッドホンアンプ「model404」を組み合わせて再生することで、その駆動力の高さをアピールしていた。

AKG「K1000」をポタアンで鳴らすデモ


Jaben Network

Jabenは、ハイブリッド型イヤホンを参考出展。ドライバー構成などは一切明かされておらず、外観もまさに“プロトタイプ”とういもの。「低域重視」モデルと「高域重視」モデルの2種類を用意しており、「お客様の反応を見て、最終的な仕様を検討していく」とのことだった。

参考出展されたハイブリッド型イヤホン


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