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アーティストとのコラボムービーもアピール

<ヘッドホン祭>リファインしたSOLID BASSやART MONITORなどオーディオテクニカ新製品が早速登場

2015/10/24 編集部:小澤 麻実
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10月24日、25日に中野サンプラザで開催されている「秋のヘッドフォン祭2015」。6階のオーディオテクニカブースには、先日発表されたばかりのSOLID BASSやART MONITORシリーズなどの新製品が早速登場している。

個人的に、2015年秋冬のオーディオテクニカ新製品のキーワードは「キャラ立ち」だと感じている。新機構を採用した低音重視モデル"SOLID BASS"シリーズ、原音再生を掲げる同社ヘッドホンの象徴モデル"ART MONITOR"シリーズ、そしてスタイリッシュなデザインと装着性を重視した"EAR SUIT"シリーズ。シリーズごとにそれぞれキャラがあることはもちろん、各シリーズ内のモデルごとにも、使用素材や機構、価格などによって分かりやすく違いが設定されている。

"SOLID BASS"シリーズは、イヤホンとヘッドホンの合計9モデルが10月23日に登場する。同シリーズの特徴であった「チャンバー」を使った低音強化機構を一新したのが大きなポイントだ。

“SOLID BASS”シリーズの新イヤホン。発売に先駆けて全機種試聴することができる

イヤホンの最上位モデル「ATH-CKS1100」は、専用設計のφ12.5mmドライバーを向かい合わせに2基配置した「デュアルフェーズ・プッシュプルドライバー」を採用した"ハイレゾ対応”のモデル。その下のモデル「ATH-CKS990」は、2つのマグネットを対向配置して駆動力を高めた専用設計のφ13mmダイナミックドライバーを搭載している(ラインナップの詳細はこちら)。

ヘッドホンは、最上位モデル「ATH-WS1100」と「ATH-WS770」は、φ53mm「ディープモーション・ハイレゾオーディオドライバー」を搭載。「ATH-WS1100」は正円状ベントとエクストラベントを組み合わせた「エクストラエアフローベース・ベンティングシステム」を採用し、「ATH-WS770」はドライバー背面の同心円上に、均等な間隔で3つのベントを設ける方式としている。(ラインナップの詳細はこちら)。

“SOLID BASS”シリーズヘッドホンの最上位モデル「ATH-WS1100」

なおSOLID BASSシリーズと降谷建志、[Alexandros]がコラボしたムービーも配信中。11月1日からは渋谷駅前の4つのビジョンをジャックする展開も行われるとのことだ(関連ニュース)。

アーティストとのコラボムービーもアピールされていた


"ART MONITOR"シリーズは、同シリーズとして初めてドライバーの刷新を行ったのが大きな目玉。各モデルごとにハウジングのカラーが異なるので、その違いは一目で分かる。

最上位機「ATH-A2000Z」はドイツ製パーメンジュール磁気回路や純鉄ヨークなどを採用することで磁束密度を高め、解像感や押し出しの良さを向上させた。ハウジングはチタニウム製。「ATH-A1000Z」は過渡特性を改善して音の再現性を高める一体型純鉄ヨークや、超硬質特殊コーティングを施したダイヤフラム、7Nボビン巻きボイスコイルなどを搭載。ハウジングはアルミニウム製となる。

ART MONITORシリーズ最上位モデル「ATH-A2000Z」

ハイレゾはもちろん、アナログレコードを試聴できるコーナーも用意されていた


ATH-A1000Z

「ATH-A900Z」(左)「ATH-A500Z」(右)
いずれのモデルも「中高域の明度向上と低域の深化」をテーマとしており、モデルが上になるにつれ解像度と音場が広がり、音離れも良くなっていくイメージだという(ラインナップの詳細はこちら)。


"EAR SUIT"シリーズには、同シリーズ初の"ハイレゾ対応”機が登場。新モデル「ATH-ESW950」と「ATH-ES750」の違いはハウジングの素材とイヤーパッド。「ATH-ESW950」はヴァイオリンなどにも使われるシカモア無垢材と、ラムスキンを採用。「ATH-ES750」は鏡面加工されたステンレスハウジングを採用している。(ラインナップの詳細はこちら)。

“EAR SUIT”シリーズ「ATH-ESW950」(左)と「ATH-ES750」(右)


各新製品それぞれの"キャラ立ち”を目と耳で体験しに、オーディオテクニカブースへ足を運んでみてはいかがだろうか。

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