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「レグザ史上最高画質を実現」

東芝、1,000nit HDR/新LED駆動/新エンジンなど搭載の最上位液晶テレビ“REGZA”「Z20X」

公開日 2015/10/14 11:00 編集部:小野佳希
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また、「マルチアングル自己合同性超解像」技術も採用。従来よりもさらに様々な角度の斜めエッジに対応した超解像によって、例えばアニメの輪郭部分や文字テロップ字幕など、映像や文字の斜め部分を、さらに滑らかに再現するという。

斜め部分の超解像がさらになめらかに

さらに、「動き追従ノイズパターン抽出型3次元ノイズリダクション」技術を新開発し、これを従来の複数フレーム超解像と組み合わせた「ノイズリダクション連携 複数フレーム超解像」も採用。映像ソースのノイズ量に応じて、超解像効果とノイズ低減効果のバランスを整えることで、チラつきを抑えたクリアな映像の実現を図っている。

「ノイズリダクション連携 複数フレーム超解像」も採用

なお、この「動き追従ノイズパターン抽出型3次元ノイズリダクション」では、新たにノイズ検出機能を搭載し、平坦部検出時に5フレームを使ってノイズ低減を図っている。これにより、左右へのパンなど動きのある映像でもノイズを抑制するという。

ノイズリダクションでは、「絵柄構造適応型MPEG-NR」も採用。処理対象画素の周囲で絵柄の相関性を解析し、その相関性に基づいてフィルターの形状化を最適化するノイズ低減処理によって、エッジ周辺に発生しがちなモスキートノイズを抑える。

「絵柄構造適応型MPEG-NR」も採用

■変則リピートパターンにも新対応で、アニメなどもより滑らかに

「インテリジェント質感リアライザー・プロ」も新搭載。Z9X比3倍の5,082種類もの輝度変換テーブルから平均輝度に応じて異なる画像データを適用することで、質感描写のさらなる向上を図った。

白い壁や暗い部分の階調表現が向上

動き検出性能を向上させてぼやけの少ない動画表示を実現したという「4Kクリアダイレクトモーション480」も新たに採用。「2-3プルダウン」や「2-2プルダウン」だけでなく、「2-3-3-2」「2-2-2-4」「2-2-3-2-3」といった変則リピートパターンにも新たに対応し、オリジナルのコマの間に新しいコマを補間して秒間120コマを生成。アニメなどのコマ数の少ないコンテンツの動きをよりなめらかに表示するという。

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