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HDCP2.2に対応

ソニー、全スピーカーをワイヤレス接続できる5.1chホームシアターシステム「HT-RT5」

2015/09/07 ファイル・ウェブ編集部
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ソニーは、5.1chホームシアターシステム「HT-RT5」を10月17日より発売する。価格はオープンだが、80,000円前後での実売が予想される。

「HT-RT5」


本機は、センタースピーカーと左右のフロントスピーカー2基を備えたバースピーカー1台、リアスピーカー2台、サブウーファー1台から構成されたリアル5.1chシステム。すべてのスピーカーユニット間をワイヤレス接続することにより、スピーカーケーブルを使用することなく5.1chシステムを構築する。

テレビとの組み合わせイメージ

HDCP2.2に準拠したHDMI入力を3系統搭載しており、4Kパススルーに対応。出力は1系統を用意する。DTS-HDやドルビーTrue HDといったロスレス音声もサポートしている。

設置イメージ

端子部

スピーカーの配置を理想的な状態に仮想的に再配置する「スピーカーリロケーション」を採用した、同社の自動音場補正機能「D.C.A.C.DX」(Digital Cinema Auto Calibration Deluxe)を搭載する。部屋の形状や家具などの障害物で最適なスピーカー設置が行えない場合でも、環境に合わせて柔軟設置でき、よりサラウンド効果の高い視聴環境を実現するという。

自動音場補正のUI

手動での調整も可能

また、複数の対応機器を連動させる新機能「SongPal Link」に対応した。スマートフォン用アプリケーション「SongPal」を用いて家庭内の対応機器を一括操作して、対応機器を連動させて音楽再生を楽しむことができる。また本機はハイレゾ再生にも対応しており、2.8MHz DSD(リニアPCM変換)や、192kHz/24bit PCM(WAV、AIFF、FLAC、ALAC)の再生にも対応する。

実際のリビングへの設置イメージ

接続状態をランプで確認可能

本機はWi-Fi接続に加えて、Bluetoothも内蔵。従来の技術に比べて最大約3倍の上表量を伝送できる新コーデック「LDAC」にも対応している。NFCによるワンタッチペアリングも可能だ。

実用最大出力は450W(フロント70W+70W、センター70W、サラウンド50W+50W、サブウーファー140W)。

側面にはUSB端子

補正マイク

外形寸法/質量は、バースピーカーが約1,080W×56H×128Dmm/約3.8kg、サラウンドスピーカーが約97W×252H×97Dmm/約1.5kg、サブウーファーが約191W×383H×386D/約8.5kgとなる。

リモコン

サラウンドスピーカー背面。製品としては同じものだが出荷時に左右chの割り振り設定がなされているため「L/R」の表示がある


多彩なサウンドフィールドを備える点も特徴

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルマルチチャンネルスピーカー
  • ブランドSONY
  • 型番HT-RT5
  • 発売日2015年10月17日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格80,000円前後)
【SPEC】●実用最大出力:450W(フロント70W+70W、センター70W、サラウンド50W+50W、サブウーファー140W) ●接続端子:HDMI×入力3/出力1、光デジタル音声入力×1、アナログ音声入力×1、USB、LAN ●Bluetooth対応コーデック:LDAC/SBC/AAC ●消費電力:バースピーカー…約50W、サラウンドスピーカー…約15W、サブウーファー…約20W(いずれも待機時 約0.5W以下) ●外形寸法:バースピーカー…約1,080W×56H×128Dmm、サラウンドスピーカー…約97W×252H×97Dmm、サブウーファー…約191W×383H×386Dmm(いずれも突起部含まず) ●質量:バースピーカー…約3.8kg、サラウンドスピーカー…約1.5kg、サブウーファー…約8.5kg