ソニー、「BDZ-ET2200」などリモート視聴機能強化したBDレコーダー4機種

「みんなの予約ランキング」は、他のユーザーがどんな番組を録画予約しているのかをランキングで知ることができるというもの。人気番組を簡単に知ることができるようにすることで、話題になりそうな番組の録り逃し防止をサポートする。

ランキングは「ドラマ」「アニメ」「スポーツ」など12個のジャンル別と、総合ランキングの合計13種類を用意。ジャンル別のトップに入っている番組は、EPGに王冠マークが表示され、番組表からの録画予約時にも人気番組であることを知ることができる。

なお、ランキングのデータは今回の新モデルのユーザーが集計対象。もちろん個人が特定されるようなことはないが、集計データをサーバーに送信したくないような場合は機能をオフにすることもできる。また、サーバー側ではおよそ1時間おきにランキングデータが更新される。

「みんなの視聴数」は、録画した番組が他のユーザーに何回見られているかを知ることができるというもの。録画番組のリストに「録画○○○回」といったように、全ユーザーの合計再生数が表示される。YouTubeなど動画サイトでの再生数表示のようなイメージだ。

再生回数順で録画番組リストをソートすることも可能。人気の番組から優先的にチェックしたり、「おまかせ・まる録」で自分が意図せず録画されていた番組群のなかから人気の番組を探す、などといった使い方ができるようになる。なお、30秒以上の視聴で1回再生としてカウント。ユニークユーザー数でカウントするため、ひとりで複数回番組を視聴したとしても1回のみの視聴と判断される。

■「おまかせ・まる録」のデータベースも更新

「おまかせ・まる録」のデータベースも最新のものに更新。例えば「SMAP」でキーワード登録しておけば木村拓哉の出演番組も自動録画するなどあいまいワードにも対応している点が同社製レコーダーの特徴だが、このあいまいワードのデータベースを最新データに更新した。メンバーの入れ替わりがあるアイドルグループなどのデータを更新し、例えば「AKB48」で登録した場合に本機発売時点での最新メンバーの出演番組も自動録画されるようにした。

なお、このデータベースはファームウェアアップデートなどでは更新できないため、データベースの情報は製品発売時点でのものになる。このため、2014年の最新データが反映されるのは今回の新モデルのみ。

加えて、録画データを引き継げる「お引越し（データダビング）機能」にも今後のアップデートで新たに対応予定。今回の新モデルのみが対応予定だが、例えば今回のモデルを購入しておき、その後に買い換えるような場合、同機能対応レコーダーであれば古い録画データを引き継ぐことができる。

そのほか、番組内のコーナー単位でシーンを検索できる「もくじでジャンプ」や、初めての使用でも各種操作を行いやすいよう配慮した「らくらくスタートメニュー」などの機能も従来から引き続き搭載。リモコンも引き続き「らくらくリモコン」を採用している。