リモート視聴にも対応予定

パナソニック、設定の自由度を高めた全録“DIGA”「BXT970」「BXT870」

ファイル・ウェブ編集部
2014年04月04日
パナソニックは、全録機能「チャンネル録画」を備え、設定の自由度を高めたBDレコーダー“DIGA”2機種「DMR-BXT970」「DMR-BXT870」を5月25日に発売する。

「DMR-BXT970」

「DMR-BXT870」

上位機の「DMR-BXT970」は従来の「DMR-BXT3000」の後継機種で、5TB HDDを搭載し、デフォルト設定時では通常録画用に3チューナー、チャンネル録画用に8チューナーを割り当てている。なお、内蔵HDDは5TBのうち3TBが全録用の容量、2TBが割り当てを通常録画と全録用に変更できる可変容量となる。価格はオープンだが20万円前後での販売が予想される。

DMR-BXT970のフロントパネルをあけたところ

本体仕上げ

下位機の「DMR-BXT870」は「DMR-BXT860」の後継機種。全録も可能だが、通常のレコーダーとしても活用できるというコンセプトの製品だ。HDD容量は3TBで、通常録画と全録、それぞれの容量を自由に割り当てられる(ただし全録用の容量の上限は2750GB)。通常録画用チューナーは3チューナー、チャンネル録画用チューナーは4チューナーの、計7チューナーを備えている。価格はオープンだが14万円前後での販売が予想される。

設定の自由度を大幅に高めた

DMR-BXT3000は、DRでチャンネル録画ができない、HDD容量が少ない、チャンネル数を減らしても録画日数が増えないなどの指摘がユーザーから寄せられていたという。今回の新製品では、これらの課題をクリアした。

2機種の録画スペック

録画の使い勝手の面では、通常録画と全録のHDD配分を変えられるのが特徴。通常録画の3チューナーのうち、2チューナーを全録に切り替えられる。これにより、BTX970では通常録画1チャンネル+全録10チャンネル、BXT870では通常録画1チャンネル+全録6チャンネルといった運用も可能となる。

BXT970の設定パターンの一例

BXT870の設定パターンの一例

加えて、外付けUSB HDDへの録画が行えることはもちろん、USB HDDにも最大4チャンネル分の全録を行うことができる。BXT970の場合、同時に2台のUSB HDDを接続でき、うち1台を全録に割り当てられる。なお全録にはUSB 3.0のHDDが必要となる。

USB HDDにも最大4チャンネル分の全録を行える

なお、全録機能「チャンネル録画」のチャンネル数を減らせば、録画日数が長くなることも新しい機能だ。たとえばBXT970で3TBを全録に割り当てると、8チャンネルのときに最大21日間録画できるが、これを4チャンネルにした場合、倍となる最大42日間の録画が可能となる。

全録のチャンネル録画設定画面

また、チャンネルごとに録画モードを設定できる。BXT970では新たにDRモードでの録画も設定可能となった。ただしBXT870はAVC録画のみの対応となる。さらに、平日はゴールデンの時間帯のみをチャンエル録画し、土日は深夜2時までに設定するというように、曜日によって使い分けることもできる。

録画モードの設定画面

全録録画モードの詳細設定

両機は、これらの容量割り当てやチャンネル登録をかんたんに行えるようにしたのも特徴。初心者でもストレス無く設定を変えられるよう、設定画面を工夫した。

全録の録画時間設定画面

全録の容量変更画面

さらに、全録番組にも自動でチャプター(区切り)を作成するオートチャプター機能を搭載した。録画番組のシーンの切りかわりを自動的に検出し、自動でチャプターを作成する。

操作や番組検索にも新機軸

両機はリモコンも新開発し、「ボイス&モーションリモコン」を付属。操作性を高めた。レコーダーとリモコンの通信方式にはBluetoothを採用している。

「ボイス&モーションリモコン」(カバーを開けたところ)

マイクを内蔵し、音声による検索や操作に対応。たとえば「あまちゃんを検索」と話しかけると、全録や通常録画の中から、街頭する番組をリスト表示する。

上部にマイクを備えている

またリモコンにはジャイロセンサーを搭載。背面にあるボタンを押しながらリモコンを振ることで、Wiiリモコンのような感覚でポインタを動かし、操作できる。

裏にあるボタンを押しながら本体を振ることで、Wiiリモコンのような感覚でポインタを動

さらに、新UI「セレクトバー」も搭載。ポインタを画面の上下左右に持っていくと、それぞれに連動したメニューが表示される。表示されるメニューは画面上が「録画一覧」、画面右が「シーン一覧」、画面下が「似たものおすすめ」。画面左に表示されるメニューは、画面上で選んだメニューにあわせて変わる。

セレクトメニューを表示したところ

画面上部の「録画一覧」セレクトバーを表示したところ


画面左のメニューから「再生履歴」を表示したところ

画面右から「シーン一覧」を表示したところ
中でもパナソニックが力を入れているのは「最新おすすめ」で、「録画番組ランキング」「あなたへのおすすめ番組」はディモーラの情報を利用し、番組をリコメンド。「話題のシーンランキング」はTwitterで盛り上がっているシーンを表示するというものだ。

また、画面下に表示される「似たものおすすめ」は、番組名や番組情報から、似たコンテンツを表示する機能。BXT3000では同機能を使用する際、視聴中の番組の再生が止まってしまっていたが、BXT970/870では番組を視聴しながら、画面下に表示されるサムネイルや番組名をもとに「似たものおすすめ」番組を表示できる。

画面下のセレクトメニューで「似たものおすすめ」を表示したところ

さらに「ミモーラ」に登録すれば、番組単位だけでなく、番組のシーン情報を表示し、見たいシーンを直接再生することができる。

外出先からの「リモート視聴」にも対応予定

また両機は、6月上旬に予定するバージョンアップにより、DTCP+のリモートアクセス規格に対応予定。これにより、NexTV-Fが公開している「リモート視聴」Ver1.0に準拠し、外出先のスマートフォンやタブレットなどから、放送中の番組や録画番組をストリーミング視聴することが可能となる。

iOS用のリモート視聴アプリを6月上旬にリリースする予定。Android版のアプリもリリース予定だが、時期は未定となっている。

ただし動作制限もあり、通常録画用の3チューナーのうち、2つをチャンネル録画用に変更した場合、本機が通常番組録画中または電源オン時は放送番組/録画番組のストリーミング再生を行うことはできない。

録画番組をスマートフォンやタブレットに持ち出す機能も搭載。この方法であればオフラインでの再生も行える。番組持ち出し用のアプリで対応しているのは「DiXiM for Android」、「DiXiM Digital TV for iOS」(iOS6、iOS7以上)、「Media Link Player for DTV」となる。

長時間録画の画質を向上

両機は、長時間録画時の画質を高めた点も特徴。ジャンル情報や番組の内容に合わせて最適化したエンコード処理を行う。低ビットレート時でも安定した再生が行える。また、マスターグレードビデオコーディング(MGVC)に対応しているのはもちろん、4K/24pアップコンバートに対応している点も特徴だ。ハイビジョン領域の色信号補間を行わずに、デコードしたハイビジョン信号からダイレクトに4K信号にアップコンバートすることで、自然な質感と立体感にあふれた映像を実現するとしている。市販BDタイトルの24p素材に加え、ハイビジョン放送などの映画素材も4k/24pへのアップコンバート出力に対応する。

なお、両機ともB-CASカードは計2枚。地デジ専用のB-CASはソフトCASで対応している。

USB-HDDのプレゼントキャンペーンも

両機の発売を記念したプレゼントキャンペーンも実施する。5月25日〜7月31日の期間中にBXT970/870を購入し、クラブパナソニックに登録したユーザーに、もれなくアイ・オー・データ機器製の2TB HDD「AVHD-UR2.0B」(USB3.0対応)をプレゼントする。

さらに500名限定で、DMR-BXT970を4週間無料で試せるキャンペーンも実施する。募集期間は本日から11月27日(木)まで。こちらから応募できる。

【問い合わせ先】
パナソニックお客様ご相談センター
TEL/0120-878-365

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