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eme audioはLightningコネクター直結イヤホンを出展

<ポタフェス>Wisetech、中国TTPODのイヤホンを出展/AZIS、オーディオアンプと組合わせて使うヘッドホンコンバーター

公開日 2014/06/29 10:00 ファイル・ウェブ編集部
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e☆イヤホンは、6月28日(土)、29日(日)の2日間、「第5回ポータブルオーディオフェスティバル(通称:ポタフェス)」を開催している。本記事では、Wisetech、eme audio、AZIS、LABKABLE、Blue Microphonesの各ブースをレポートする。

■Wisetech

Wisetechブースでは、6月24日より発売された中国TTPODのデュアルドライバー搭載イヤホン「TTPOD T1」(関連ニュース)が注目を集めていた。本機は6.2mmダイナミックドライバーを2基搭載。販売店によって異なるカラー展開を行っている。

TTPOD「TTPOD T1」

同社は他にもヘッドホンやリケーブル関連の製品を多数展示。台座部が皿状になったCYK STANDのユニークなヘッドホンスタンド「T-STAND」、ドイツVIABLUE社のプラグやNOBUNAGA Labsのイヤーチップなどをセットにした「DIY KIT」を展示していた。また、同じくNOBUNAGA Labsや、AUDIOTRAKのRe:Cableシリーズのリケーブル各種を出展した。

CYK STANDヘッドホンスタンド「T-STAND」

「DIY KIT」


NOBUNAGA Labsのリケーブル各種

AUDIOTRAKのRe:Cableシリーズのリケーブル各種

■eme audio

eme audioはダイナミックドライバー1基、BAドライバー2基を搭載したハイブリッド型イヤホン「H-300」を出展。価格は26,000円程度とのこと。また、DAC内蔵によりiPhoneなどのLightningコネクタに直挿しができるイヤホンも、ほぼ最終段階のモデルが出展された。96kHz/16bitまでの再生に対応。こちらは今夏中に発売できるのではとのことだった。

「H-300」

Lightning端子に直結可能なイヤホン

他にも新製品として、同社オリジナルのリケーブルを展示。導体がOFCのモデルは5色のカラバリを用意し予価8,000円程度、銀線モデルは予価22,000円程度、銀線とOFCのハイブリッドモデルは予価15,000円程度を予定しているとのことだ。

OFC素材のリケーブルは5種類のカラバリを用意

銀線のリケーブル(左)と銀&OFCのハイブリッド(右)

■AZIS

庵冶石を用いたコンパクトなデスクトップオーディオを手がけるAZISは、ヘッドホンアンプコンバーター「Sele」と「Sele mini」を出展した。本機は通常のアンプのスピーカー出力をスピーカーケーブルを経由して入力して、ヘッドホンを駆動するというもの。同社がラインナップするプリメインアンプ「S2」はもちろん、一般的なアンプとの組合わせも可能。手持ちのアンプの音色をそのままヘッドホンで楽しむことができるという。当然だが、ボリュームコントロールはアンプ側で行う。

「Sele」(右)と「Sele mini」

一番右が、最新のイヤーパッド保護パネル搭載スタンド

上位モデル「Sele」はフラットな特性を追求した手巻きの大型トランスをL/Rに1基ずつ、合計2基搭載。価格は20万円程度を予定。小型の「Sele mini」もコンパクトなトランスを2基搭載しており、インピーダンス調整機能を搭載するなど利便性も考えられている。こちらは12万円程度を予定。なお、ヘッドホンコンバーターという形態をとった理由としては、音質にこだわってヘッドホンアンプを開発しようとしたところAZISシリーズとしては非常に大型になってしまったため、より柔軟に音質を追求できる今回の方式を採用したとのことだ。

そのほか、従来からラインナップするヘッドホンスタンドの新製品として、イヤーパッドの変形を防ぐ稼働するV字型パネルを備えたモデルも出展していた。

■LABKABLE

香港のケーブルブランド「LABKABLE」は、同社がラインナップするリケーブルやポータブルプレーヤー向けのステレオミニケーブルを出展。特に売れ筋のモデルを訪ねたところ、超高純度銀合金を8本、6N OFCを4本で構成し、Weavetech特殊織り機構を採用した「シルバー銀河ミックス」を挙げてくれた。価格は28,000円(税抜)。

LABKABLEの各種リケーブル

「シルバー銀河ミックス」

■Blue Microphones

Blue MicrophonesはYouTubeやニコ生などでライブストリーミングを行う際のマイクを手がけるブランドで、ジャスティン・ビーバーも本ブランドのマイクを使った実績があるとのこと。今回、同社が初めて手がけるヘッドホンを出展予定だったが、残念ながら実機が間に合わなかったということで、開発段階のイラストなどを展示していた。次回のポタフェスに期待したい。

Blue Microphonesのマイクロフォン

今回出展予定も間に合わなかった新ヘッドホンの開発スケッチ

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