HOME > ニュース > 東芝、REGZAを使うとTポイントが貯まる新サービス

「TimeOn」対応機種で参加可能

東芝、REGZAを使うとTポイントが貯まる新サービス

公開日 2014/06/10 14:00 ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
(株)東芝と(株)カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、東芝の液晶テレビ“REGZA"を使用するとTポイントが貯まるサービスを本日6月10日より開始する。

Tポイントが貯まるサービスを本日から開始

Tポイントは、全国約16万2,420店(2014年4月末現在)で使用できるポイントサービス。貯めたポイントは1ポイント1円に換算し、様々な店舗で利用できる。

今回のTポイント付与サービスは、REGZAのクラウドサービス「TimeOn」対応の全モデルで利用できる。具体的には、Z9Xシリーズ/J9Xシリーズ/G9シリーズ/Z8Xシリーズ/Z8シリーズ/J8シリーズ/Z7シリーズ/J7シリーズが対象となる。

「Tポイントためよう!」サービスの対象機種

ポイントを貯めるための下準備として、テレビ機器とTポイント会員情報を紐づける必要がある。サービスの開始に合わせ、「TimeOn」のホーム画面がリニューアルされる。その際、ホーム画面の左下に「Tポイントためよう!」というボタンが新たに表示されるようになる。これを押すとQRコードが表示され、Tポイントの管理を行うウェブサイト「T-SITE」に接続。ここで連携用のURLが表示され、これを踏むことで、機器とT会員番号が連携するという流れだ。あとは各キャンペーンに参加することで、Tポイントを貯めることができる。ちなみに、Tポイントキャンペーンに参加するために、TimeOnにログインする必要は無い。

新たなTimeOnホーム画面では、左下に「Tポイントためよう!」ボタンが新たに表示される

「Tポイントためよう!ボタンを押すとQRコードが表示され、Tポイントの管理を行うウェブサイト「T-SITE」に接続する

なお、複数台のTimeOn対応テレビを所有していたり、テレビを初期化する場合などに備え、1つのT会員番号と3台までのREGZAを連携可能になっている。

キャンペーンは本日より開始し、当面のあいだ、1ヶ月単位でキャンペーンを入れ替えていく。各キャンペーンには「キャンペーンオーナー」という主催者がおり、これは各キャンペーンごとに変わる。当初はTimeOn(東芝)、T-POINT、TSUTAYA TVがキャンペーンオーナーとなるが、今後、ほかの会社の参加も募っていく。

まずキャンペーン第1弾として「Tポイントためよう!」を実施。これは前述の、T会員番号と機器を紐づけて「Tポイントためよう!」サービスへアクセスし、登録するだけでTポイントがもらえるというもの。登録するだけ東芝ライフスタイルからもれなく200ポイントがもらえるほか、ほかに抽選で約100人に1人の確率で、CCCから800ポイントがもらえる。実施期間は6月10日から2015年4月30日まで。

キャンペーン第1弾として「Tポイントためよう!」を実施

サービス開始にあわせ、5つのキャンペーンを実施予定

2つめのキャンペーンは「動画CMを見てためる!」キャンペーン。TimeOnで流れる動画CMを視聴し、アンケートへ答えるとTポイント1ポイントがプレゼントされる。7月8日までの実施を予定している。

3つめは「TimeOnおすすめ番組を見て貯める!」キャンペーン。その名の通り、TimeOnのおすすめ番組を視聴するだけで、抽選で30ポイントをプレゼントするというもの。ただし、ポイント付与の対象となるのはリアルタイム視聴の場合のみとなる。キャンペーン期間は6月30日までを予定。

比較的かんたんで、かつポイント付与率が高いのが「レグザを使って貯める!」キャンペーン。REGZAにUSBハードディスクを接続し、REGZAの録画機能をONにしておくと、自動的に200ポイントのTポイントがゲットできる。接続するHDDはタイムシフトマシン用でも、通常録画用でもどちらでも構わない。もちろん、複数のTimeOn対応テレビを持っていて、それぞれにHDDをつないでいる場合は、台数×200ポイントがゲットできる。ただし上限は前述の通り3台までとなる。キャンペーン期間は6月30日まで。

REGZAにUSBハードディスクを接続し、REGZAの録画機能をONにしておくと、自動的に200ポイントのTポイントがゲットできる

さらに「アクセスして貯める!」キャンペーンも6月30日まで実施。リモコンでクラウドメニューを起動し、「Tポイントためよう!」ボタンを押下。「Tポイントためよう!」サービスを訪問するだけで、抽選でTポイントを10ポイントプレゼントする。

そのほか、TSUTAYA TVがキャンペーンオーナーの「TSUTAYA TVを体験しよう!」も参加が容易なキャンペーン。機器とT会員番号を連携させ、キャンペーンにエントリーするだけで、TSUTAYA TVで使えるポイント、540ポイントをプレゼントする。540ポイントは新作のレンタル視聴料金と同じで、これにより新作1本を実質タダで視聴できることになる。

東芝・片岡氏とCCCの増田氏が語る今回の取り組み

今回のサービスを企画した、東芝ライフスタイル(株)ビジュアルソリューション事業本部 VSクラウド&サービス推進室 室長の片岡秀夫氏は、「TimeOnは2012年にスタートしたが、奥様などにも使って頂けるカジュアルなサービスが欲しいと言う声をもらっていた。もともと我々は『テレビの利用頻度を上げたい』というコンセプトでTimeOnを企画しており、その一環として『テレビを見たらポイントが貯まる』ということを考えた」と説明する。

東芝ライフスタイル(株)ビジュアルソリューション事業本部 VSクラウド&サービス推進室 室長の片岡秀夫氏

「もともとTSUTAYA TVさんと、VODの利用頻度を上げるための取り組みがしたいという話をしていた。その話の流れのなかでCCCさんをご紹介いただき、今回のサービスが実現した」(片岡氏)。

カルチュア・コンビニエンス・クラブ(株)CCCマーケティングカンパニー 企画部 メディア企画ユニット ユニット長 増田慶太氏は、「Tポイントはこれまで、『生活のどのシーンでも使える』ことをキーワードにサービスを展開してきた」と、Tポイントの基本的な考えを紹介。

カルチュア・コンビニエンス・クラブ(株)CCCマーケティングカンパニー 企画部 メディア企画ユニット ユニット長 増田慶太氏

その上で増田氏は「家の中での生活を考えると、その生活の中心にあるのはテレビだ。以前から可能性を模索していたが、テレビ視聴というのは昔からのビジネスモデルなので、難しいかなと考えていた。そんなときに片岡さんから今回のお話をいただいた」とコメント。「Tポイントとしても今回の取り組みは、“あらゆるところで使えるサービス”を実現するための新たな機会として重要に捉えている」と期待を寄せる。

なお、今回の両社の提携は、特に排他的な契約があるわけではないという。CCCでも、ほかのテレビメーカーの連携を模索しているし、片岡氏も「最初からほかのポイント会社ともやる可能性があるよ、とお伝えしてある」。ただし「いざやってみると、なかなか難しいことも多い。一気に広げると中途半端になる可能性がある。まずは両社でしっかりと連携し、サービスを広げていきたい」と片岡氏は述べ、この見解にはCCCの増田氏も「全く同じ考え」と頷いた。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク