ソニーとパナソニック、「テレビ向け有機EL開発撤退」報道に「決定した事実ない」

ファイル・ウェブ編集部
2014年05月26日
週末から新聞各紙が、ソニーとパナソニックが、テレビ向けの有機ELパネル開発を凍結する方向で検討していると報じている。この件について両社広報へ事実関係を確認したところ、「弊社が発表したものではなく、決定した事実はない」とコメントした。

朝日新聞の報道では、大型化に伴うコスト増の引き下げが難航していることから、両社がジャパンディスプレイに有機EL事業を売却。ジャパンディスプレイはスマートフォンなど用の中小型に的を絞り開発を続け、両社はテレビ事業において4Kモデルなどに注力すると報道している。

これに対して日本経済新聞は本日、産業革新機構が過半を出資して有機ELパネル開発の新会社を設立し、この会社にジャパンディスプレイ、パナソニック、ソニーも出資。それぞれの技術を持ち寄り、中小型有機ELパネルを共同開発する枠組みで調整していると報じた。同紙も、テレビ向けパネルから中小型パネルへ開発の軸足を移す方向と説明している。

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