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1枚300GBの光ディスク開発を目指す

ソニーとパナソニック、業務用光ディスク次世代規格の共同開発で基本合意

公開日 2013/07/29 15:54 ファイル・ウェブ編集部
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ソニー(株)とパナソニック(株)は、デジタルデータを長期保存するアーカイブ事業を拡大するため、業務用光ディスクの次世代規格を共同開発することで基本合意したと発表した。両社の技術をもとに、2015年内を目途として、1枚で300GB以上の記録容量を持つ光ディスクの開発を目指す。今後両社は規格の仕様や開発項目などの協議を行っていくとのこと。

これまで両社はブルーレイディスクフォーマットをベースにし、光ディスクの強みを活かした商品開発を行ってきた。たとえばソニーは、カートリッジに12枚の光ディスクを内蔵し、ひとつの大容量ストレージとしてファイルベールで扱うオプティカルディスク・アーカイブシステムを昨年9月に製品化した(関連ページ)。またパナソニックは、100GBのBD12枚を収納する薄型専用マガジンを最大90本収納し大容量化した光ディスクストレージ装置「LB-DM9シリーズ」を今年7月に発売する(関連ページ)。

こうした開発のなか、今後拡大が期待されるアーカイブ市場に対応するには、光ディスク1枚あたりの記録容量を上げることが必須、という考えに至り、それが両社一致したため今回の共同開発合意が実現したとのことだ。

【問い合わせ先】
ソニー(株)広報センター
TEL/03-6748-2200

パナソニック(株)AVCネットワークス社
コミュニケーションG
TEL/06-6905-4006

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